ワンズワース区
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、ロンドン自治区の一つについて説明しています。区内にある同名の地区については「ワンズワース」をご覧ください。

ワンズワース区
London Borough of Wandsworth
ロンドン自治区


グレーター・ロンドン内における区の位置
地位ロンドン自治区
主権国家 イギリス
構成国 イングランド
リージョンロンドン
典礼カウンティグレーター・ロンドン
設置1965年4月1日
区役所所在地ワンズワース
行政
 ? 種別ロンドン区
 ? 議会ワンズワース・ロンドン区議会
 ? 統治体制リーダーと内閣制 (保守党)
 ? 首長Richard Field
 ? ロンドン議会議員Leonie Cooper (Merton and Wandsworth区選出)
 ? 英国議会下院議員Justine Greening (Con),
Dr Rosena Allin-Khan (Lab),
Jane Ellison (Con)
 ? 欧州議会ロンドン選挙区
面積
 ? 計34.26 km2
域内順位294位(全317地域中)
人口(2018年中期推計値)
 ? 計326,474人
 ? 順位29位(全317地域中)
 ? 密度9,500人/km2
 ? 民族構成[1]人口密度53.3% イギリス系白人
2.5% アイルランド系白人
0.1% ジプシー系白人又はアイリッシュ・トラベラー
15.5% その他の白人
1.5% 白人とカリブ系黒人の混血
0.7% 白人とアフリカ系黒人の混血
1.3% 白人とアジア系の混血
1.5% その他の混血
2.8% インド系
3.2% パキスタン系
0.5% バングラデシュ系
1.2% 中国系
3.2% その他のアジア系
4.8% アフリカ系黒人
4% カリブ系黒人
1.8% その他の黒人
0.8% アラブ系
1.3% その他の民族
等時帯GMTUTC+0
 ? 夏時間(DSTBSTUTC+1
郵便コードSW
市外局番020
ONSコード00BJ
GSSコードE09000032
警察機関ロンドン警視庁
消防機関ロンドン消防局
ウェブサイト ⇒www.wandsworth.gov.uk

ワンズワース・ロンドン自治区(ワンズワース・ロンドンじちく、: London Borough of Wandsworth、[?w?ndzw??rθ] ( 音声ファイル))は、イングランドロンドンの南西部にあるロンドン自治区の一つで、インナー・ロンドンの一部を構成する。1963年ロンドン政府法により設置された [2]:5 。自治主体はワンズワース・ロンドン自治区議会(英語版)。
歴史

1889年まで、現在のワンズワース区はサリーの一部だった。1855年にワンズワース地区 (Wandsworth District (Metropolis)) が形成され、ペンジを除くバタシー、クラパム(英語版)、パトニー(英語版)、ストレタム(英語版)、トゥーティング(英語版)、ワンズワースがこの地区に含まれた。バタシーは1888年にこの地区から除かれている。1900年には残った地区が「メトロポリタン・バラ・オブ・ワンズワース」 (Metropolitan Borough of Wandsworth) となり、バタシーは同じく「メトロポリタン・バラ・オブ・バタシー」 (Metropolitan Borough of Battersea) を形成した。

ワンズワース区は、1965年にそれまでの「メトロポリタン・バラ・オブ・ワンズワース」と「メトロポリタン・バラ・オブ・バタシー」を合わせて形成されたが、クラパムとストレタムの大半は地区から除かれ、ランベス区に組み込まれている。
地理

ワンズワース区は、東端でランベス区、南端でマートン区キングストン・アポン・テムズ王室特別区、西端でリッチモンド・アポン・テムズ区に接している。

北端ではテムズ川を挟んで、ハマースミス・アンド・フラム区ケンジントン・アンド・チェルシー王室特別区シティ・オブ・ウェストミンスターと接している。
人口統計

2011年の国勢調査によると、ワンズワース区の人口は306,995人だった[1]2001年の調査では、住民の78%が白人、9.6%が黒人、そして6.9%が南アジア出身者だった。
地区body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper{margin-top:0.3em}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ul,body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ol{margin-top:0}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper--small-font{font-size:90%}

バラム
(英語版)

バタシー

アールスフィールド(英語版)

ファーズダウン(英語版)

ナイン・エルムス(英語版) - メイフェアから在英アメリカ大使館が同地区テムズ川沿いに移転してきた。2018年1月に開館。

パトニー(英語版)

パトニー・ヒース(英語版)

パトニー・ヴェイル(英語版)

ローハンプトン(英語版)

サウスフィールズ(英語版)

ストレタム・パーク(英語版)

トゥーティング(英語版)

トゥーティング・ベク(英語版) / アッパー・トゥーティング

ワンズワース

ウェスト・ヒル(英語版)

サマーズタウン(英語版) - マートン区の一部をなす。

郵便番号区域詳細は「en:SW postcode area」を参照

London SW4(一部)、London SW8(一部)、London SW11(全域)、London SW12(一部)、London SW15(一部)、London SW16(一部)、London SW17(一部)、London SW18(全域)、London SW19(一部)
名所・旧跡
建築

クラパムジャンクション駅は、クラパム(英語版)というよりは、この区内のバタシーに位置する。活気のある川沿いには、巨大なチェルシー橋埠頭をはじめ、新しい建物や改装された建物が多数建ち並ぶ。世界中にある平和パゴダの一つである「ピース・パゴダ」 (Peace Pagoda)  は、テムズ川沿いに広がる長方形の公園で、サーカスの興行もよく行われるバタシー・パークの中に位置する。

ロンドンで最も混雑する主要ヘリポートであるロンドン・ヘリポート(英語版)は、バタシー・パークのすぐ側にあり、南側にはニュー・コヴェント・ガーデン市場(英語版)が存在する。規模の点では、サウス・テムズ・カレッジ(英語版)、サウスサイド・ショッピング・センター、ワンズワース、エクスチェンジ・ショッピング・センター、パトニー(英語版)などは、いずれも宗教建築ではない、いわば最大の世俗的建物 (Secular building) になる。

近代建築モダニズム建築)学上の文化財として高く評価されている建物として、バタシー・アーツ・センター(英語版)(旧区役所)、王立神経障害病院 (Royal Hospital for Neuro-disability) 、ワンズワース区役所、ガラ・ビンゴ・クラブ(英語版)(旧グラナダ・シアター(英語版))の豪華な内装、聖ヨハネの丘、セオドア・コミサルジェフスキーが手掛けたクラパム・ジャンクション、そして現在全く異なる公共利用をされているクイーン・メアリー病院(英語版)内外の石造・レンガ造りの5つの華麗な大邸宅群などが挙げられ、いずれもグレードII* かそれ以上に指定されている[3]

オールド・バタシーにある2つの見事な石細工の大邸宅はロンドン大空襲をくぐり抜け、オールド・バタシー・ハウス[4]とダウンシャー・ハウス[5]として、どちらも数少ないグレードII* クラスに指定されている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:50 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef