ワンス・アポン・ア・タイム
イン・アメリカ
Once Upon a Time in America
監督セルジオ・レオーネ
脚本セルジオ・レオーネ
レオナルド・ベンヴェヌーティ
ピエロ・デ・ベルナルディ
エンリコ・メディオーリ
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(原題:Once Upon a Time in America)は、1984年製作のアメリカ・イタリア合作のギャング映画。セルジオ・レオーネ監督・脚本作品。本作と同じくレオーネの監督作品である『ウエスタン』と『夕陽のギャングたち』を併せて前期の「ドル箱三部作」と対比して「ワンス・アポン・ア・タイム三部作」と呼ばれることもある。禁酒法時代にニューヨークのユダヤ人街ゲットーで育った二人のギャングの生涯を描いた、レオーネの遺作にして代表作。
1984年度のカンヌ国際映画祭では15分間のスタンディングオベーションを受け大絶賛されたが、後に劇場で公開されたものは製作会社側の不手際(下部詳述)により酷評された。しかし、後に公開された完全版は一転して賞賛を浴びた。エンニオ・モリコーネの楽曲も英国アカデミー賞の作曲賞を受賞するなど、旧友であるレオーネの遺作の高評価に一役買った。
有楽町マリオン内にオープンした日本劇場(現:TOHOシネマズ日劇スクリーン1)のこけら落とし上映作品でもある。 ハリー・グレイ (著作家)
概要