ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
[Wikipedia|▼Menu]

ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
Orkiestra Filharmonii Narodowej w Warszawie'
本拠地の国立フィルハーモニー
基本情報
出身地 ポーランドマゾフシェ県ワルシャワ
ジャンルクラシック音楽
活動期間1901年 -
公式サイト ⇒filharmonia.pl

メンバー

音楽監督
ヤツェク・カスプシク名誉指揮者
カジミエシュ・コルト
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ポータル クラシック音楽

ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(ポーランド語: Orkiestra Filharmonii Narodowej w Warszawie、英語: The Warsaw National Philharmonic Orchestra)は、ポーランドオーケストラの一つ。
概要

ワルシャワ歌劇場の管弦楽団を母体として、1901年にポーランド[1]貴族や財界人の主導のもとに設立された。初代音楽監督はエミール・ムウィナルスキで、第1回公演には有名なピアニストイグナツィ・パデレフスキも出演した。1939年第二次世界大戦が勃発するまで、サラサーテやパデレフスキ、カザルスハイフェッツら数々のヴィルトゥオーソや、サン=サーンスグリーグレオンカヴァッロリヒャルト・シュトラウスラフマニノフラヴェルストラヴィンスキーオネゲルプロコフィエフフルトヴェングラーらの作曲家や指揮者が招聘され、共演した。ショパン国際ピアノコンクールにおいて1927年の開催以来、主催者を務めており、ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクール1935年)とポーランド芸術国際フェスティバル(1937年)のこけら落としにも出演した。

第二次世界大戦中は、音楽活動の中断を余儀なくされ、ヨーロッパ楽壇において名誉ある地位をほとんど奪われた。楽団員の半数を失った上に、オペラ座に倣った世紀末建築の優雅な演奏会場も壊された。1947年から1948年に定期公演を再開するも、ようやく1955年2月21日に新様式による演奏会場が再建され、「国立管弦楽団」の名を冠された。

指揮者ヴィトルド・ロヴィツキのもとでプログラムの現代化が図られ、ショパングレツキルトスワフスキなど新旧の音楽の上演によって、ポーランド楽壇を洗練されたものにし、世界的な演奏水準に磨きをかけた。国内では、「ワルシャワの秋」国際現代音楽フェスティバルへの演奏に加えて、ショパン国際ピアノ・コンクールの最終選考での伴奏に出演しているが、国外では、五大陸で演奏活動を行っている。

現代音楽の演奏は曲目の国籍にかなり偏りがあるが、現代ポーランド音楽は団員が自発的に数多く手がけている。

現在、ヤツエク・カスプシクが音楽監督を務めるほか、名誉指揮者にカジミエシュ・コルトが就く。このほか、歴代の永久指揮者としてアーノルド・レズラー、スタニスワフ・スクロヴァチェフスキスタニスワフ・ヴィスウォツキらがいる。レパートリーは幅広く、なかでもチャイコフスキーブルックナーマーラーなど、オーケストラの機能性を活かした作曲家の作品と相性が良い。
サウンドトラック担当作品

ワルシャワ・フィルは、様々な映画、テレビドラマ、アニメーション、ゲームなどの音楽の演奏を担っていることでも、ポーランド民主化以降に広く知られている。
テレビドラマ

北の国から(1981年)

風林火山(2007年)

軍師官兵衛(2014年)

映画

世代(1954年)

パサジェルカ(英語版)(1963年)

太陽と月に背いて(1995年)

バトル・ロワイアル(2000年)

アヴァロン(2001年)

戦場のピアニスト(2002年)

バトル・ロワイアルII 鎮魂歌(2003年)

カティンの森(2007年)

アニメーション

ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日(1992年)

新海底軍艦(1995年)

天空のエスカフローネ(1996年)

プリンセスナイン 如月女子高野球部(1998年)

ブレンパワード (1998年)

sin THE MOVIE(2000年)

WOLF'S RAIN(2003年)

蒼穹のファフナー(2004年)

NITABOH 仁太坊-津軽三味線始祖外聞(2004年)[2]

創聖のアクエリオン(2005年)

HELLSING(2006年)

マクロスF(2008年)

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009年)

マギ The labyrinth of magic(2012年)

マギ The kingdom of magic(2013年)

ブラック・ブレット(2014年)

蒼穹のファフナー EXODUS(2015年)

SSSS.GRIDMAN(2018年)

ピアノの森(2019年)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:17 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef