ワスカル_(装甲艦)
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アンガモスの海戦後の「ワスカル」を描いたもの
艦歴
発注:レアード・ブラザース社バーケンヘッド造船所
起工:1864年8月4日
進水:1865年10月7日
就役:1866年11月8日
退役:1879年10月8日にチリ海軍に鹵獲編入。
その後:1897年に退役。
1917年から1930年潜水母艦に使用。
1934年記念艦として再就役。
除籍:2009年現在も記念艦として在籍。
性能諸元
排水量:常備:1,199トン
(1,180英トン
満載:2,030トン
全長:66.9m
水線長:57.91m
全幅:10.9m
吃水:5.7m
機関:型式不明石炭専焼円缶6基
+形式不明レシプロ機関1基1軸推進
最大出力:1,500hp
最大速力:12ノット
航続距離:10ノット/1,800海里
燃料:石炭:100トン(常備)、200トン(満載)
乗員:170名
兵装:アームストロング10インチ(254mm)連装砲塔1基
アームストロング120mm単装砲2基
12ポンドカノン砲1基
ガトリング砲1基
衝角
装甲:舷側装甲:64?114mm
甲板:51mm
主砲塔:140mm

ワスカル(Huascar。ウアスカル)は、ペルー海軍装甲艦太平洋戦争チリ海軍鹵獲して編入し、現在も記念艦として保存している。
建造

1864年ペルーが、イギリスのレアード・ブラザース(Laird Brothers、現在のキャメル・レアード(Cammell Laird))社に発注してバーケンヘッド造船所で建造された装甲艦である。この時代のペルーはコロンビアの南部とボリビアとチリ北部を領有する大国であった。当時、ペルーを含む南米諸国とスペインの間ではチンチャ諸島戦争(スペイン語版、英語版)が勃発し、海軍力増強の必要があった。

装甲艦のうち、本格的な帆走設備と砲塔を有する、砲塔艦(Turret ship)と呼ばれる形式のものである。もっとも、しばしばモニター艦にも分類され、ペルー海軍の公式サイトでもMonitorと表記されている ⇒[1]

1865年10月に進水、翌月に就役した。艦名はインカ帝国皇帝ワスカルにちなみ、ペルー海軍の同名艦としては2代目である。
艦形

帆装はブリガンティン式である。船体形状は排水量に比較して凌波性を良くするために艦首のみ乾舷が高められた短船首楼板型船体を採用している。航行には帆と蒸気機関が使用されたが、後に帆走設備は撤去された。砲塔はコールズ式砲塔1基を船体中央付近に装備していた。

水面下に衝角の付く艦首船首楼のすぐ後ろに1番マストが立ち、そこから甲板一段分下がった中央部甲板上に円筒形の主砲塔が1基が配置され、その中に「アームストロング 25.4cm(14口径)滑腔砲」を連装砲架で2門を収めた。主砲塔の背後から幅の狭い上部構造物が設けられ、両脇に船橋(ブリッジ)を持つ露天艦橋の背後に1本煙突が立ち、その周囲には煙管型の通風筒が立ち並び、煙突の後方から上部構造物が設けられた。

そこは艦載艇置き場となっており、2本1組のボート・ダビットが片舷2組と艦尾に1組の計5組で運用された。その後ろに2番マストが立つ。


「ワスカル」の主砲塔と装甲配置図「ワスカル」の艦首部「ワスカル」の模型。主砲塔の射界を得るために船首楼が極端に短くされたため、航海時は舷板が立てられた。戦闘時には舷板は減板を下方に倒して主砲を使用した。

武装

ワスカルの主砲には「1861年型 300ポンド 25.4cm(14口径)前装填式滑腔砲」(RML 10 inch 18 ton gun)を採用した。その性能は重量185.97kgの砲弾を、最大仰角で5,500mまで届かせられる性能であった。主砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は人力を必要とした。発射速度は5分に1発であった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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