ワイルドでいこう!
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この項目では、ステッペンウルフの楽曲について説明しています。その他の「ワイルドで行こう」については「ワイルドで行こう」をご覧ください。

「ワイルドでいこう!」
ステッペンウルフシングル
初出アルバム『『ステッペンウルフ』』
B面「Everybody's Next One」
リリース1968年
規格45回転シングル
ジャンルハードロック[1][2]、プロト・メタル[3][4]
時間3分30秒
レーベルダンヒルRCA
作詞・作曲マーズ・ボンファイヤー
プロデュースガブリエル・メクラ
ステッペンウルフ シングル 年表

「A Girl I Knew」
(1967年)「Born to Be Wild」
(1968年)「The Pusher」
(1968年)

ミュージックビデオ
「Born to Be Wild」 - YouTube


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「ワイルドでいこう!」(原題: Born to Be Wild)は、マーズ・ボンファイヤーが書き、ステッペンウルフ1968年にリリースした歌。この曲は、映画『イージー・ライダー』の冒頭で主人公らがバイクで疾走するシーンに使われ、その後も大衆文化およびカウンターカルチャーバイク乗りの姿や態度に言及する際、しばしば引き合いに出される。またヘヴィメタルの嚆矢と言われることもあり、2番の歌詞にある heavy metal thunder(重金属の雷鳴)はロック音楽[5]におけるこのフレーズの初出にあたる[6]
制作

マーズ・ボンファイヤーはこの曲をバラードとして書いた[7]。ボンファイヤーは以前は、ステッペンウルフの前身であるザ・スパロウズ(英語版)のメンバーであり、彼の弟はステッペンウルフのドラマーだった。ボンファイヤーは当初、この曲を他のバンド(例えば The Human Expression[8])に提供したが、テンポを速めアレンジし直したバージョンはステッペンウルフが最初に録音した。『オールミュージック』誌のハル・ホロヴィッツはこの曲を「パワフルなリフを効かせたロックの轟くような賛歌」「ラジオから流れる不朽の名曲であり、60年代の騒然とした社会運動の一面でもあり、それが直ちにステッペンウルフのサウンドを特徴づけ、日夜流れるAMラジオでオンエアされる機会を与えた」と評した[7]
リリースと評価

この曲はステッペンウルフの3枚目のシングル曲であり、1968年のデビューアルバム『ステッペンウルフ』からシングルカットされた。そしてこれはこのバンド最大のヒット曲となり、Billboard Hot 100 で2位まで昇った。首位は、ラスカルズの「自由への讃歌」に阻まれた[9]。2004年に『ローリング・ストーン』誌は、この曲を「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」の129位に選んだ[10]。同じく2004年に、アメリカ映画のヒット曲を調査した AFI の「アメリカ映画主題歌ベスト100」では29位につけた。2009年にこの曲は、VH1 の歴代ベストハードロック曲ランキングで53位になった[11]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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