株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス
Wire and Wireless Co.,Ltd.種類株式会社
市場情報非上場
略称Wi2
本社所在地 日本
〒104-0061
東京都中央区銀座6-2-1
Daiwa銀座ビル4F
設立2007年7月3日
業種情報・通信
法人番号4010001139808
株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス (Wire and Wireless Co.,Ltd.) は、日本の通信事業者。
公衆無線LANによるブロードバンドアクセス事業を主業務としている。 2007年6月にアッカ・ネットワークスによるWiMAX事業子会社アッカ・ワイヤレスとして設立され、その後NTTドコモの出資を受けドコモ・アッカ2社共同のモバイルWiMAX事業会社として2.5GHz帯免許の認可を目指すこととしていた。同年12月に認可を得られず、ドコモと合弁は解消された。 2008年7月に横浜市産業観光局の協力を得て、無線LANパイロットサービス「skeletown」を開始し、事業性の検証を開始、それをはじめとする無線LANを中心とした事業を行う会社として事業展開を始める。その後京急交通、京急横浜自動車と共同でタクシー内で、東京空港交通と共同でリムジンバス車内で、無線LAN接続のサービスを実験した。 2009年1月にアッカ・ネットワークスに出資していたイグナイト・グループ傘下のAGSアドバイザリーに株式が譲渡され、同社の傘下となり、社名も現在のワイヤ・アンド・ワイヤレスとなる。2009年4月から公衆無線LANサービスを正式に開始し、サービス展開を進めている。2010年10月にKDDIと業務・資本提携を締結し第三者割当増資を実施、KDDIの子会社となった。 2011年6月30日からauの公衆無線LAN接続サービスau Wi-Fi SPOTを開始。 公衆無線LANサービス。日本で初めてIEEE802.11nによる300Mbpsでの高速接続サービスを行っている。
概要
主なサービス
Wi2 300
料金プラン
月額固定362円(消費税別)のプランと、6時間・24時間・3日間・1週間のワンタイムプランを揃えている。新規受付を停止したプランとしては、月額基本料105円・最大料金980円の従量制プラン、月額基本料0円・最大料金490円の従量制プラン(スタートキャンペーン)などがある。
提携プロバイダ
ビックカメラとそのグループ会社(ソフマップ、コジマ)、九州通信ネットワーク (BBIQ) 、Hi-Bit (Toppa!)、朝日ネット(ASAHIネット)と提携し各社に公衆無線LANのサービスを提供している。各社とも月額380円で提供を行っているが、ビックカメラグループはUQコミュニケーションズとのMVNOによるモバイルWiMAXサービス「BIC WiMAX」やIIJとの提携によるLTEのMVNOサービス「BIC SIM」のオプションサービスとして利用者に対し、月額課金プランを無料で利用できるようにしている。MVNOでのオプションはNECビッグローブの「BIGLOBE LTE・3G」に設定がある。
自社アクセスポイント
自社直営のアクセスポイントを、東京・丸の内、横浜市内、東京工業大学のキャンパス、リムジンバス・高速バス車内などに設置している。バス車内以外ではIEEE802.11nの高速通信に対応している。また自社アクセスポイントからその地域の情報を得られるポータルサイトにアクセス可能となる。また従来ローミングでサービス提供していたlivedoor Wirelessは、2011年12月に設備がKDDIに譲渡されたことに伴い自社運営に切り替えられた。
他事業者とのローミング
ソフトバンクのBBモバイルポイント、およびUQコミュニケーションズのUQ Wi-Fiとの無料ローミングが行われており[2]、2010年6月からはバッファローと業務提携し、バッファローが主幹事を務めるFREESPOTのアクセスポイントが使えるようになっている。