ローランド・TR-808
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この記事で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています。ご存知の方は加筆をお願いします。(2021年11月)

TR-808TR-808TR-808
製造ローランド
販売期間1980年 ? 1983年
価格1195ドル
スペック
最大同時発音数12
ティンバー12
オシレータ音量、チューニング(一部楽器)、アタックまたはディケイの調節、トーンの調節
合成方式アナログ減算方式
メモリ32パターン、768小節
Input/output
鍵盤16鍵
外部インタフェースDIN Sync in/out
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Roland TR-808

TR-808(てぃーあーるはちまるはち)はローランド1980年に発売したリズムマシン[1][2]。名機として高く評価されている。「808」という名から日本では俗に「やおや」とも呼ばれる[2]。1980年から1983年にかけて製造され、製造台数は1万2千台。当時の価格は15万円だった。
リズムボックスからリズムマシンへ

TR-808が出現するまで、ごく一部の機材を除いて自動演奏できる電子パーカッションは、その殆どがプリセットされたリズムパターンを選択するだけの物であり、演奏の自由度は限られていた。これは、エレクトーンの普及によってリズム隊の要望が多かったからで、プリセットという考え方は妥当だったといえる。

しかし、シンセサイザーなどの電子楽器が自動演奏されることがYMOの活躍によって一般に広く知られるようになると、リズムボックスの価値は急速に下がっていった。そこでローランド社が開発した、リズムそのものをプログラミングできる楽器が本機である[2]。ユーザーは、それまでのプリセットタイプの製品をリズムボックスと呼んでいたのに対し、プログラミング可能な機器としてリズムマシンと区別して呼ぶようになる。ちなみに、この後PCM音源を搭載したLinnDrumの登場によって、PCM音源方式のプログラミング可能な機器をドラムマシンと呼ぶようになる。
画期的なプログラム方法

TR-808以前にもプログラム可能なリズムボックスは存在していた。例えば、BOSS(ローランド社の別ブランド)では、Dr.Rhythm DR-55という簡易リズムボックスを発売していた。これは、ロータリースイッチによってパターンを選択し、16分音符のボタンと、16分休符のボタンを押しながらリズムを作る物だった。例えば、4分音符4つで1小節のバスドラムの場合は、まず音符ボタンを1度押し、休符ボタンを3度押し...と全てを16分音符の流れとして作っていった。しかし、この楽器は音があまり良くなかったこと、音色が少なかったこと、そして何よりも自動でパターンを選んで1曲をプログラムして演奏することができなかった。つまり、簡易リズム作成演奏ボックスでしかなかった。

TR-808には横1列16個のランプ付きのボタンが並んでいた。これを1/16音符(16分音符)に見立て、4個ごとにボタンの色を変えて1拍に見立てていた。つまり、1列が1小節だった。ユーザーは、各楽器をロータリースイッチで選択し、鳴らしたいタイミング位置でボタンを押し、ランプを点灯させる。すると1/16拍で流れてくるランプが、点灯したランプの位置に来ると音が鳴り、リズムを組み立てていけた。このプログラミング方法は画期的でわかりやすいものだった。

1/32のようなフレーズは、パターンを2つ繋げる方法で構成していた。また、3拍子や変拍子などは、最後の拍の位置を指定して対応していた。1曲のプログラムはソングと呼ばれ、これらのパターンの順番を記憶させて作っていった。


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