ローランド・エメリッヒ
Roland Emmerich
2016年、『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』ジャパン・プレミアに出席するエメリッヒ
生年月日 (1955-11-10) 1955年11月10日(68歳)
出生地 西ドイツ
バーデン=ヴュルテンベルク州 シュトゥットガルト
国籍 ドイツ
職業映画監督、脚本家、映画プロデューサー
活動期間1979年 -
配偶者Omar De Soto(2017年 - )
主な作品
『ユニバーサル・ソルジャー』
『スターゲイト』
『インデペンデンス・デイ』シリーズ
『GODZILLA』
『パトリオット』
『デイ・アフター・トゥモロー』
『紀元前1万年』
『2012』
『ホワイトハウス・ダウン』
受賞
ゴールデンラズベリー賞
最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞
1999年『GODZILLA』
その他の賞
サターン賞 監督賞
1997年『インデペンデンス・デイ』
備考
第55回ベルリン国際映画祭 審査委員長(2005年)
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ローランド・エメリッヒ(Roland Emmerich、1955年11月10日 - )は、アメリカ合衆国で活動するドイツ人映画監督、映画プロデューサー、脚本家。
SFやアクションの娯楽色の強い作品を発表し続けていることで広く知られる監督であり、「ハリウッドの破壊王」とも呼ばれている。妹のウーテ・エメリッヒも映画プロデューサーとして活動しており、ローランドの作品の多くでプロデューサーとして関与している。
またゲイであることを公表しており、LGBT関連事業への寄付なども行っている[1]。 1955年にシュトゥットガルトで生まれ、ジンデルフィンゲンで幼少期を過ごした[2]。父ハンスはガーデニング機器の製造会社を経営する富裕層であり、エメリッヒは父と共にヨーロッパ・北米に旅行に行くことが多かった[3]。10代のころから絵画と彫刻を学び、シュトゥットガルト芸術大学を卒業する。 1977年にミュンヘン映画テレビ・アカデミー
来歴
生い立ち
ドイツでの活動
1985年に妹ウーテ・エメリッヒと共同で映画製作会社セントロポリス・フィルム・プロダクション(現:セントロポリス・エンタテインメント
(英語版))を設立し、同年に『デビル・ドール(英語版)』を製作する[3]。1987年に『ゴースト・チェイス(英語版)』、1990年に『MOON44』を製作した。これらの作品はドイツおよび周辺国でしか公開されず、エメリッヒは広範囲の市場を開拓するため従来採用していたドイツ式の撮影スタイルを放棄した[3][6]。プロデューサーのマリオ・カサールは新作映画「Isobar」を製作するため、監督としてエメリッヒをハリウッドに招いた[7]。エメリッヒは『MOON44』に出演したディーン・デヴリンを共同脚本家・プロデューサーとしてパートナーを組み、2000年まで共に映画を製作した[6]。1992年にアンドリュー・デイヴィスに代わり監督として起用された『ユニバーサル・ソルジャー』でハリウッドデビューを果たした。公開後、『ユニバーサル・ソルジャーシリーズ
(英語版)』は2012年まで続編映画・テレビシリーズが製作された。1994年に『スターゲイト』を製作し、公開初週の興行収入ランキングで第1位となった[8]。同作は映画業界関係者が予想したよりも高い興行収入を記録し、成功を収めた[6][9]。1996年に公開された『インデペンデンス・デイ』は公開1週で1億ドルの興行収入を記録し、世界的にも高い興行収入を記録するなど大ヒットした[10][11][12][13]。1997年から1998年にかけて、テレビシリーズ『The Visitor』を製作し、フォックス放送で放送された。
1998年には『GODZILLA』の監督を務めた。同作は公開前から大規模なプロモーションを展開し、興行収入3億9,700万ドルを記録する成功を収めた[14]。しかし、批評家や「ゴジラシリーズ」のファンからは酷評され、第19回ゴールデンラズベリー賞において2部門を受賞した他、Rotten Tomatoesでは16%の支持率となっている[15]。
2000年代インタビューを受けるカッチャ・リーマン、ローランド・エメリッヒ、マルコ・クロイツパイントナー(英語版)(2007年)
2000年にアメリカ独立戦争を描いた『パトリオット』を製作する。