ロードス島伝説
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ロードス島伝説
ジャンルファンタジー
小説
著者水野良
イラスト山田章博
出版社角川書店
レーベル角川スニーカー文庫
角川mini文庫
刊行期間1994年8月8日 - 2002年10月31日
巻数全7巻(本編5巻+短編集2巻)
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル
ポータル文学

『ロードス島伝説』(ロードスとうでんせつ、 Legend of Lodoss)は、『ロードス島戦記』の第2シリーズとして出された水野良による小説テーブルトークRPGなどの作品群で『戦記』の英雄戦争から約30年前の魔神戦争が舞台である。

若かりし頃のファーン、ベルド、ウォート、ニース、フレーベ達が描かれ、彼らが六英雄と呼ばれるに至った経緯など、『ロードス島RPG』の設定でしかなかった人物をキャラクターとして肉付けし、また心理描写や国家間の駆け引きといったものも随所に盛り込まれており、単なる「ゲーム小説」としての域に留まらないような作品となっている。

角川スニーカー文庫の小説以外に高山浩とグループSNEによるRPGリプレイ(I・II・III)が出されており、Iはロードス島戦記RPGコンパニオン、IIはロードス島RPGベーシックルール、IIIは同エキスパートルールにてプレイされている。

またタイトルは「戦記」だが、同じく六英雄たちの魔神戦争の戦いの顛末を描いた山田章博によるコミック『ロードス島戦記 ファリスの聖女』も出ている。こちらはファリスの聖女フラウスが主人公で、彼女と赤髪の傭兵ベルドとの関係や彼女が何故六英雄に名を連ねていないかなども描かれている。
作品概要

ロードス島において後々まで語り継がれる「魔神戦争」と、戦いを終結に導き伝説となった「六英雄」をはじめとする「百の勇者」の活躍。そして主人公ナシェルが幾多の試練を乗り越え、ロードスを統一する英雄王として成長し、やがて歴史の闇に消えていく、後のロードス島では語られる事のない「真実の物語」。

様々な思いを秘めて、魔神と戦うべくナシェルの下に集う若き日の六英雄を始めとする「百の勇者」達。魔神の跳梁と複雑な利害関係のなかで合従連衡を繰り広げる諸侯・騎士達。魔神との戦いに協力しつつも、独自の価値観で暗躍する謎の魔法戦士。様々な人々の思いを押し流しなら、強大な魔神軍団とロードスの民との戦いが繰り広げられる。
作品の逸話

結末が決まっている物語として始めた『ロードス島伝説』ではあるが、作者が割と安易な気持ちで登場させたナシェルの存在によって、当初とはまったく違った話になったと、あとがきで何度も述べられている。小説は第4巻で一度完結を迎えるが、作者本人の希望・読者の要望また『ザ・スニーカー』誌で山田章博の漫画『ファリスの聖女』が完結したことなども記念して書かれた物がフラウス編として第5巻になっている。

また、『ファリスの聖女』は掲載誌が何度か変わっていて、『ザ・スニーカー』誌での連載をしていた際は山田が病気を患って入院したこともあり、読者からは完結するか心配されていたが、2001年6月にて無事終焉を迎えた。
あらすじ

ロードス島南西部に位置するモス公国。そこは小国がひしめき合い、長年に渡って王国間の外交交渉、対立や動乱などが絶えず行なわれていた。

そのモス最南端の弱小国スカードの王子ナシェルは、国の各地で聞かれる不気味な噂と父王の不在に心を痛めていた。意を決して騎士団とともに調査に向かった南のドワーフの「石の王国」で、奇怪な生き物と戦うドワーフの「鉄の王」フレーベを辛くも救出する。そして意識を回復した「鉄の王」の口から、強大な同盟国「石の王国」の最後と共に、奇怪な生き物が魔神であることを告げられる。モスには対外共闘連合「竜の盟約」があるが、スカードはそれに名を連ねていない。この未曾有の危機に、国の民を守る為にナシェルが下した決断とは……。
登場人物
百の勇者

ライデン評議会のアイシグ議長の呼びかけに応じて、ロードス全土で自発的に魔神との戦いを始めた人々の総称。その性格から基本的に自発的意思で「百の勇者」と名乗った者は、その時点で全て「百の勇者」の一員となる。後にモスで結成された「勇者隊」に参加した人数は2万人弱であるが、モスに到達する前に倒れた者や、一度は戦いを決意したものの途中で挫折した者、自称しただけの者などを全て合わせると、その数倍に達する。

百の勇者も参照のこと。

なお最も狭い意味として、「勇者隊」から選抜され「最も深き迷宮」に挑んだ凡そ500名を指す場合もある。
ナシェル
モスの小国スカード王国の王子。魔神出現後は母方の縁戚であるハイランドに身を寄せ、風竜ワールウィンドを駆る竜騎士へと成長。「百の勇者」を率い、魔神と対決する道を歩む。ハイランドの第一王女ラフィニア姫と結婚(正式にはまだ婚姻はしていないが、姫の父王マイセンも既に認めている)。光と闇、天と地、文と武。それぞれの象徴のような人物たちに支えられ、鍛えられ、ロードス島の統一という大きな夢を託されていく。
六英雄
魔神王との最後の戦いで生き残った、ファーン、ベルド、ウォート、ニース、フレーベ、名もなき魔法戦士(カーラ)。「赤毛の傭兵」ベルドと運命の出会いを果たす。彼こそがファリスの神託にあった「闇に閉ざされし英雄」だと確信し、ベルドの心の闇を払うべく以後行動を共にする。「六英雄」と共に「最も深き迷宮」の最下層まで辿り着き、魔神王と対決した。
フロイとリーゼン
ハイランドの双子の王子。皇太子ジェスターの弟で、ナシェルの従弟。フロイが兄でリーゼンが弟。自国に対する「魔神の同盟国」との誹謗を払拭するため、当時ハイランドを訪れていた「白き騎士」ファーンに同行してライデンに向かい、魔神との戦いを始める。


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