ローズ_(ベット・ミドラーの曲)
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「ローズ」
ベット・ミドラーシングル
初出アルバム『ローズ オリジナル・サウンドトラック』
B面ステイ・ウィズ・ミー
リリース1980年
規格7インチ・シングル
ジャンルポップス
時間3分40秒
レーベルアトランティック・レコード
作詞・作曲アマンダ・マクブルーム
プロデュースポール・A・ロスチャイルド
チャート最高順位


3位(アメリカ[1]

24位(ニュージーランド[2]

ベット・ミドラー シングル 年表

男が女を愛する時
(1980年)ローズ
(1980年)マイ・マザーズ・アイズ
(1980年)


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「ローズ」(原題:The Rose)は、アメリカ映画ローズ』(1979年11月公開)の主題歌。同作に主演したベット・ミドラーが歌い、1980年にはシングルとして全米3位、『ビルボード』誌のアダルト・コンテンポラリー・チャートでは1位のヒットを記録した[1]。ミドラーのヴァージョンは、2015年にはTBS系「金曜ドラマ」『アルジャーノンに花束を』の主題歌としても使用された[3]。また、多くのアーティストによってカバーされており、「愛は花、君はその種子」というタイトルの日本語カバーも存在する。
背景

作詞・作曲は、カリフォルニア州出身の女性ソングライター、アマンダ・マクブルームによる[4]。当初、映画『ローズ』のプロデューサー達は、この曲を「退屈」「讃美歌であってロックン・ロールではない」と考えて却下するが、同作で音楽を担当したポール・A・ロスチャイルド(映画のモチーフになったジャニス・ジョプリンのプロデューサーでもある)は、この曲を強く推してプロデューサー達に再考を迫った[5]。そして、ロスチャイルドから連絡を受けたベット・ミドラーが、この曲を気に入ったため、最終的に主題歌として採用された[5]。シングルにはアルバムと異なるヴァージョンが使用されて[6]、シングルのB面には、やはり映画『ローズ』においてミドラーが歌った「ステイ・ウィズ・ミー」が収録された。

作者のマクブルームは、リンカーン・マヨルガと連名のアルバム『Growing Up in Hollywood Town』(1980年)や、自身のアルバム『Dreaming』(1986年)等で本作を歌っている。
評価

ミドラーは、本作でグラミー賞最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス部門を受賞した[1]。また、作者のマクブルームはこの曲でゴールデングローブ賞 主題歌賞を受賞した[7]

AFIが2004年に選出した「アメリカ映画主題歌ベスト100」では本作が83位にランクインした[8]。また、アメリカのウェブサイトAbout.comが選出した「Top 100 Best Love Songs Of All Time」では34位[9](後の改定では37位[10])にランクインした。2011年7月には、『ビルボード』誌が過去50年間にアダルト・コンテンポラリー・チャート入りした楽曲を対象にした「The Top 100 Adult Contemporary Songs Ever」で55位にランクインした[11]
カバー
都はるみによるカバー曲

「愛は花、君はその種子」
都はるみシングル
初出アルバム『おもひでぽろぽろ オリジナル・サウンドトラック』
B面好きになった人
リリース1991年7月1日


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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