ローズ家の戦争
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ローズ家の戦争
The War of the Roses
監督
ダニー・デヴィート
脚本マイケル・リースン
製作ジェームズ・L・ブルックス
アーノン・ミルチャン
出演者マイケル・ダグラス
キャスリーン・ターナー
ダニー・デヴィート
音楽デヴィッド・ニューマン
撮影スティーヴン・H・ブラム
編集リンジー・クリングマン
配給20世紀フォックス
公開 1989年12月8日
1990年5月18日
上映時間116分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$50 million
興行収入$150 million
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『ローズ家の戦争』(The War of the Roses)は、1989年アメリカ公開されたダニー・デヴィート監督、マイケル・ダグラス主演のブラックコメディ映画[1][2]。原作はウォーレン・アドラー(en)が1981年に書いた同名小説(en)。原題はローズ家の夫婦の争いを中世イングランド薔薇戦争(Wars of the Roses)にたとえた洒落となっている[2]

日本公開時のキャッチコピーは「家もベッドもまっ二つ」[1]
概要

個性派俳優のダニー・デヴィートが、『鬼ママを殺せ』に引き続き監督を務めた第2作目の作品。『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』、『ナイルの宝石』で共演したマイケル・ダグラスキャスリーン・ターナーが険悪になり行く悲劇の夫婦を演じている。その他、『バグダッド・カフェ』においてドイツからやって来た主人公を静かに演じて高い評価を得たドイツ人女優のマリアンネ・ゼーゲブレヒトや、『グーニーズ』の主人公マイキー役のショーン・アスティンらが脇を固めている。製作にはジェームズ・L・ブルックスアーノン・ミルチャン、音楽はデヴィート作品に常連のデヴィッド・ニューマンが担当している。またマイケル・ダグラス演じるオリバーの愛車は60年型のモーガン・プラス4、キャスリン・ターナー演じるバーバラの愛車は89年型のGMCジミー1500(V-1500)がそれぞれ使用され、クライマックスで車を使って二人が大喧嘩を行うシーンが話題となった。
あらすじ

弁護士のギャビン(ダニー・デヴィート)は、客から離婚に関する依頼を受けて、昔を回想し始める。

時は17年前の海辺の町。まだ若かりし頃のバーバラ・ローズ(キャスリーン・ターナー)とオリバー・ローズ(マイケル・ダグラス)が地元のオークション会場で出会った。2人は熱烈な愛に燃え、結婚し、子宝にも恵まれて順風満帆な家庭を築きつつあった。弁護士としてのオリバーも法律事務所の上役へ昇進し、念願の豪華な一軒家まで購入。子供たちが成長して、だんだん手がかからなくなり始めた頃、二人の溝は徐々に深まりつつあった。

バーバラは自分でビジネスを始めて、オリバーに対する愛に疑問を抱き始める。そしてそんなある日、オリバーが内臓に異変をきたして病院に運ばれる。だがそのことを知りつつも、バーバラは見舞いにすら訪れなかった。そのことに腹を立てるオリバーに対しても平謝りのバーバラ。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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