ロンリー・ハート
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この項目では、イエスアルバムのロンリー・ハートについて説明しています。クリエーションのシングルについては「ロンリー・ハート (Lonely Hearts)」をご覧ください。
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出典検索?: "ロンリー・ハート" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年7月)

『ロンリー・ハート』
イエススタジオ・アルバム
リリース1983年11月11日
録音1982年11月-1983年7月
ジャンルポップ・ロックニュー・ウェイヴプログレッシブ・ロック
時間44分34秒
レーベルアトコ・レコード
プロデューストレヴァー・ホーン、イエス
専門評論家によるレビュー


Allmusic link

チャート最高順位

2位 (オランダ)

3位 (スイス)

5位(アメリカ)[1]

7位 (スウェーデン)

8位 (ノルウェー)

9位 (オーストリア)

12位(日本)[2]

16位(イギリス)[3]

イエス アルバム 年表

クラシック・イエス
(1981年)ロンリー・ハート
(1983年)9012ライヴ
(1985年)


ミュージックビデオ
「Owner of a Lonely Heart」 - YouTube
「Hold On」 - YouTube
「It Can Happen」 - YouTube
「Leave It」 - YouTube
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『ロンリー・ハート』(90125)は、1983年に発表されたイエスアルバム。それまでのプログレッシヴなサウンドとは打って変わり、ポップな作風である。ちなみに原題の「90125」という数字は、ただの発売当時のレコードの品番であり、深い意味はない。解散していたイエスの再結成アルバムとして話題となった。
概要

このアルバム発表時のメンバーは、ジョン・アンダーソン(ボーカル)、クリス・スクワイア(ベース、ボーカル)、トレヴァー・ラビン(ボーカル、ギター)、アラン・ホワイト(ドラムス)、トニー・ケイ(キーボード)の5人。そしてプロデュースは、スタジオ・アルバムとしては前作となる『ドラマ』でボーカルを担当していたトレヴァー・ホーンが手掛けている。ただし、レコーディングにおいて、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}トニー・ケイはほとんど演奏に参加しておらず、スタジオ・ミュージシャンとして参加していたチャールズ・オリンズがキーボードのほとんどを弾いている[要出典]。[4]

イエスの代表作『こわれもの』(1972年)、『危機』(1972年)とは大きくサウンドが異なり、ポップでモダンなロックに仕上がっており、歌詞も複雑で抽象的なものではなくなっている。その象徴的な楽曲が、アルバムの邦題にもなっている「ロンリー・ハート」である。この曲では音楽プロデューサーのトレヴァー・ホーンの存在が大きく、彼の手によるサンプリングやリバーヴの処理が曲の持ち味に貢献している。この曲は、現在のところイエス唯一の全米Billboard Hot 100における1位獲得作品で[1]、アルバムのヒットを牽引した。また、ロジャー・ディーンによるイエスのロゴマークがなくなり、簡素なアルバム・ジャケットになっている。

日本に於いては、1曲目の「ロンリー・ハート」が、日産・バサラ三洋電機(パナソニック)eneloopUCC上島珈琲「クリア」に使われ、最近ではジャン・レノ妻夫木聡水川あさみドラえもんの登場人物に扮するトヨタ・ノアにも使われるようになった。また2012年に放送されたテレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』の一部の回のBGMで、「ロンリー・ハート」と似たようなサウンドが使われている[5]

この成功を受けて、次作『ビッグ・ジェネレイター』(1987年)も同じ音楽性を打ち出したが、セールス的にはそれほど成功しなかった。
収録曲#タイトル作詞・作曲時間
1.「ロンリー・ハート - "Owner Of A Lonely Heart"」
トレヴァー・ラビン/ジョン・アンダーソン/クリス・スクワイア/トレヴァー・ホーン4:29
2.「ホールド・オン - "Hold On"」アンダーソン/ラビン/スクワイア5:16
3.「イット・キャン・ハプン - "It Can Happen"」スクワイア/アンダーソン/ラビン5:29
4.「変革 - "Changes"」ラビン/アンダーソン/アラン・ホワイト6:20
5.「シネマ - "Cinema"」スクワイア/ラビン/ホワイト/トニー・ケイ2:08
6.「リーヴ・イット - "Leave It"」スクワイア/ラビン/ホーン4:14
7.「アワ・ソング - "Our Song"」アンダーソン/スクワイア/ラビン/ホワイト/ケイ4:18
8.「シティ・オブ・ラヴ - "City of Love"」ラビン/アンダーソン4:51
9.「ハーツ - "Hearts"」アンダーソン/スクワイア/ラビン/ホワイト/ケイ7:39

リマスター盤ボーナス・トラック

2004年にCDのリマスター盤が発売された。音質の向上が図られている他、以下のボーナス・トラックが追加収録されている。


リーヴ・イット(シングル・ミックス) - "Leave It" (Single Remix)

メイク・イット・イージー - "Make It Easy"

イット・キャン・ハプン(シネマ・ヴァージョン) - "It Can Happen" (Cinema Version)

イッツ・オーヴァー - "It's Over"

ロンリー・ハート(エクステンデッド・リミックス) - "Owner Of A Lonely Heart" (Extended Version)

リーヴ・イット(ア・カペラ・ヴァージョン) - "Leave It" (A Capella Version)


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