ロンバー・オディエ
業種プライベートバンク
設立1796年
創業者アンリ・ヘンチ
本社ジュネーヴ、スイス
サービスプライベート・バンキング
運用資産約1500億スイスフラン[1]
従業員数約1900人[2]
ウェブサイト ⇒www.lombardodier.com
ロンバー・オディエは、1796年に設立されたスイスのプライベートバンクである。スイス及びヨーロッパにおいて主要なプライベートバンクの一つであり、スイス・プライベートバンカー協会に所属する12行のうちの一つである[3]。
スイスを中心に世界中で事業を行っており、世界17カ国の24ヶ所にオフィスを持つ。日本では1999年から事業を行っており、東京オフィスは六本木1丁目にある。
運用資産総額は約1500億スイスフランであり、スイスのプライベートバンクの中では最大規模。
2013年1月、2014年1月から無限責任のパートナーシップ制から有限責任の株式会社へと転換することが発表された[4]。同様の発表をしたピクテ銀行と共に、200年以上続いた無限責任のパートナーシップ制を放棄する事になった。 富裕層である顧客に対して、資産の管理・運用のための助言、税務や法律に関する相談、資産相続への助言、遺言執行など様々なサービスを提供している。(プライベート・バンキング) 創業の1796年より家族経営で経営されており、現在のパートナーたちは7世代目である。現在、8人のパートナーによって経営されており、パートナーはロンバー家、オディエ家、ダリエ家、ヘンチ家などの人々によって構成されている[5]。 世界17カ国の24ヶ所にオフィスを持つ。 ジュネーヴで一番古いプライベートバンクであるとともに、1796年の創業からスイスの金融史において大きな役割を果たしている。
事業
ファミリー・ビジネス
オフィスの所在地
ヨーロッパ:イギリス、オランダ、スイス、スペイン、チェコ、ドイツ、フランス、ベルギー、ルクセンブルク、ロシア
アメリカ:カナダ、バハマ、バミューダ
中東:アラブ首長国連邦
アジア:日本、シンガポール、香港
歴史[6]
1796 アンリ・ヘンチがハイ・ヘンチ社を創業する。(絹織物の商社として事業が始まる)
1798 アンリ・ヘンチとジェーン・ロンバーがヘンリー・ヘンチ&ロンバー銀行を設立する。
1800 鉱業に出資する。
1857 スイスのジュネーヴ証券取引所
1872 パートナーの ジェームズ・オディエとジュール・ダリエ・レイによってジュネーヴの最初の生命保険会社「La Genevoise」が設立される。(スイス最大の保険会社であるチューリッヒ保険の前身の一つ)
1880 スイスの鉄道への出資に参加する。
1907 スイス国立銀行の共同創業者となる。(スイスの中央銀行)
1950 投資信託の事業を始める。
1951 スイス国外に最初のオフィスを設立する。(カナダのモントリオール・オフィス)
1999 日本の東京オフィスを開設する。
出典^ “ ⇒Swiss Banks Buck Secrecy Squeeze With $53 Billion of Inflows”. Bloomberg. 2011年9月2日閲覧。