「ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団」とは異なります。
ロンドン交響楽団
London Symphony Orchestra
ロンドン交響楽団
基本情報
出身地 イギリス、イングランド、ロンドン
ジャンルクラシック音楽
活動期間1904年 -
公式サイトlso.co.uk
ロンドン交響楽団(ロンドンこうきょうがくだん、英語: London Symphony Orchestra、略称LSO)は、イギリスのロンドンを拠点とするオーケストラ。ロンドンのオーケストラの中でも中心的存在[注釈 1]。本拠地は1982年よりロンドンのバービカンセンターに置く。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とならび、「女王陛下のオーケストラ」としても知られ、名誉総裁(パトロン)にはエリザベス2世が就いている。楽員数89(2018年現在、公式サイトによる)。長らく三管編成オーケストラだったが、ロンドンの楽団としてはBBC交響楽団に次いでほぼ四管に近い編成を実現している。 1904年に、クィーンズホール管弦楽団
概要
歴史
1906年には、英国のオーケストラとして初めて海外ツアーを実施し、パリで演奏を行った。アメリカ(1912年)、イスラエル(1960年)、日本(1963年)へのツアーも、英国のオーケストラとして初めて行っている。1912年のアメリカ公演では、当初タイタニック号を利用する予定であったが、予定変更で危うく命拾いした[1]。 ロンドン交響楽団は2000年に自主レーベルLSO LIVE ロンドン交響楽団はクラシック音楽のほかに、アメリカ合衆国の映画『スター・ウォーズシリーズ』や『バック・トゥ・タイタニック』など映画音楽の録音にも、戦前から数多く参加しており、この分野でもその名が知られている。
歴代首席指揮者等
総裁(President)
1920年代 ハワード・ドゥ・ウォールデン
1948年 - 1957年 ウィリアム・ウォルトン
1958年 - 1974年 アーサー・ブリス
1977年 - 1981年 カール・ベーム
1987年 - 1990年 レナード・バーンスタイン
2007年 - 2013年 コリン・デイヴィス
首席指揮者(Principal Conductors)
1904年 - 1911年 ハンス・リヒター
1911年 - 1912年 エドワード・エルガー
1912年 - 1914年 アルトゥール・ニキシュ
1915年 - 1916年 トーマス・ビーチャム
1919年 - 1923年 アルバート・コーツ
1930年 - 1931年 ウィレム・メンゲルベルク
1932年 - 1935年 ハミルトン・ハーティ
1950年 - 1954年 ヨーゼフ・クリップス
1961年 - 1964年 ピエール・モントゥー
1965年 - 1968年 イシュトヴァン・ケルテス
1968年 - 1979年 アンドレ・プレヴィン
1979年 - 1983年 クラウディオ・アバド
1987年 - 1995年 マイケル・ティルソン・トーマス
1995年 - 2006年 コリン・デイヴィス
2007年 - 2015年 ヴァレリー・ゲルギエフ
2023年 - アントニオ・パッパーノ[2][3]
音楽監督(Music Director)
1983年 - 1988年 クラウディオ・アバド
2017年 - 2023年 サイモン・ラトル[4][5]
副客演指揮者
1985年 - 2008年 リチャード・ヒコックス
自主レーベル
録音
映画音楽