ロンドン・ブルバード
-LAST BODYGUARD-
London Boulevard
監督ウィリアム・モナハン
脚本ウィリアム・モナハン
原作ケン・ブルーウン
『ロンドン・ブールヴァード
『ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-』(ロンドンブルバード ラストボディガード、原題: London Boulevard)は、2010年にイギリスで公開されたサスペンス映画。ケン・ブルーウンの小説『ロンドン・ブールヴァード』を原作としている。 3年の刑期を終え、出所した元ギャングのハリーは、ギャング仲間のビリーに仕事と住まいの世話をしてもらう代わりに、ビリーの仕事を手伝うよう誘われる。 しかしハリーは、裏社会から足を洗うために、堅気の職に就くことにする。それは元トップ女優であるシャーロットのボディガードをするというものだった。シャーロットの邸宅にいくと、元俳優で同居人のジョーダンから、壁の修理の仕事を事細かに指示される。 ある日、古くからの友人であるホームレスが、2人の若者に路上で殺される。復讐するためハリーは犯人探しを始める。一方、彼の墓を作るため、ハリーはビリーの借金取立ての仕事を手伝うが、債務者の黒人仲間に返り討ちにあう。ビリーは逃げるが、ハリーはリンチを受け重症を負ってしまう。だが、そんな彼に目をつけたギャングのボス、ギャントは、ハリーを片腕にするため説得するが、ハリーは頑なに断る。 そんな中、シャーロットの夫が国外で事故死したため、シャーロットはハリーに運転させ、執心旅行にでかける。旅先でハリーとシャーロットは、互いの心のうちを語りあい、交流を深めていく。ロンドンへ戻ると、ハリーはギャントに仲間入りするよう再三口説かれるが、ギャントを侮辱し断る。ギャントは説得をあきらめ、殺人の現場を目撃したハリーを抹殺しようと動き出す。 一方ハリーは、ホームレスを殺害した少年の情報を得る。夜道に少年を射殺しようと後ろから忍び寄るが、寸前に思いとどまり少年を見逃す。ギャントにより周囲の人に危害が及ぶと、ハリーはギャントに報復したうえでロスへ逃亡する計画をたてる。先にシャーロットをロスへ向かわせ、また妹にも金を渡し、ロスへ行くよう指示する。 ハリーはジョーダンに協力を依頼し、ギャントの手下を殺害し貯水池に沈める。ところが事態を知らぬ妹はロンドンに残り、ギャントの手にかかり殺害される。ついに復讐の鬼と化したハリーは、真昼にギャントの邸宅に侵入し、ギャントを射殺する。ギャントの金庫から大金を奪い、ロスへ向かおうとするハリーだが、家を出た所をホームレス殺害の少年に襲われ、腹部をメッタ刺しにされる。 そしてロスでは、シャーロットが来るはずのないハリーを待つのだった。(了) ※括弧内は日本語吹替
ストーリー
キャスト
ハリー・ミッチェル - コリン・ファレル(松本保典)
シャーロット - キーラ・ナイトレイ(弓場沙織)
ロブ・ギャント - レイ・ウィンストン(中村浩太郎)
ジョーダン - デヴィッド・シューリス(田坂浩樹)
ブライオニー・ミッチェル - アンナ・フリエル(大井麻利衣)
ダニー - スティーヴン・グレアム
ビリー・ノートン - ベン・チャップリン