ロンドン・スタジアム
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この項目では、2012年ロンドンオリンピックのメインスタジアムとして使用された競技場について説明しています。

1908年ロンドンオリンピックのメインスタジアムについては「ホワイトシティ・スタジアム」をご覧ください。

1948年ロンドンオリンピックのメインスタジアムについては「ウェンブリー・スタジアム (1923)」をご覧ください。

ロンドン・スタジアム



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施設情報
所在地 イギリス
イングランド
ロンドン ストラトフォード
オリンピック・パーク
起工2007年
開場2011年
所有者大ロンドン庁
運用者Olympic Delivery Authority
グラウンドグラスマスター
大型映像装置パナソニックアストロビジョン
建設費4億8600万英ポンド[1][2]
設計者POPULOUS
旧称
オリンピック・スタジアム
使用チーム、大会
2012年夏季オリンピック
セインズブリーズアニバーサリーゲームズ(2013年)
2015年ラグビーワールドカップ
ウェストハム・ユナイテッドFC(2016年 -)
2017年世界陸上競技選手権大会(2017年)
メジャーリーグベースボール公式戦(2019年 - )
収容人員
80,000(オリンピック・パラリンピック期間中)
60,000(通常時の常設席)

ロンドン・スタジアム (英語: London Stadium) は、イギリスロンドン東部、オリンピック・パークの一角にあるスタジアム2012年オリンピックパラリンピックのメイン競技場であった。五輪開催期間中の収容可能人数は約8万人で、ウェンブリー・スタジアムトゥイッケナム・スタジアムに次いで一時的にイギリスで3番目に大きなスタジアムであった。2015年ラグビーワールドカップ2017年の世界陸上競技選手権大会の開催地でもある[3]
概要

前回のロンドン五輪の主競技場で、陸上競技サッカーの決勝戦が行われたウェンブリー・スタジアムとは違い、当スタジアムでは陸上競技のみが開催された。

ロンドン・オリンピック組織委員会は2006年10月、McAlpine(建設会社)、POPULOUS、Buro Happold(建設コンサルタント)のコンソーシアムによるスタジアム設計案を採用した。スタジアムは屋根が建物をまるごと覆う独特の外観で、「筋肉が人体を支持するのと同じ構造で、スタジアム自体が人体を表現する」よう設計されている。

ロンドンパラリンピック終了後は収容人員を60,000人に縮小し、陸上トラックを残したまま、サッカー・プレミアリーグウェストハム・ユナイテッドFCのホームスタジアムとして使用される予定だった[4]。その後、同じロンドンが本拠地のトッテナム・ホットスパーFCが反発して一旦は白紙に戻された[5] ものの、ウェストハム・ユナイテッドは2013年7月、2016-2017シーズン(2016年)より当スタジアムを本拠地として使用することを、改めて正式に発表した。

2013年7月26日から28日まで、オリンピック1周年を記念して、陸上競技大会セインズブリーズアニバーサリーゲームズ (Sainsbury's Anniversary Games) が開催され、ダイヤモンドリーグと障害者陸上競技が行われた。ダイヤモンドリーグが行われた26日と27日は、60,000人の観客がスタジアムを訪れた[6][7]

2019年6月29日から6月30日にかけて、メジャーリーグベースボール(MLB)のヨーロッパ初開催となるニューヨーク・ヤンキースボストン・レッドソックスの公式戦(ロンドンシリーズ(英語版))が2試合開催された。陸上競技場であるグラウンドを野球仕様にする大掛かりな改修工事が行われ、MLBさながらの野球場となった。初戦は、ヤンキース先発の田中将大とレッドソックス先発のリック・ポーセロが共に初回から打ち込まれ、MLB史上初となる両先発が初回を持たずに降板する展開となるも、最終的に17対13でヤンキース が勝利を飾った[8]。2020年も6月13日と14日にMLB公式戦シカゴ・カブスセントルイス・カージナルス戦が組まれるも、2019年新型コロナウイルス感染症の影響により、MLBの試合短縮と自国内開催の方針により当スタジアムでの試合は中止となった。その後2年間はMLB公式戦開催はなかったが、2023年6月24日、25日に、当初2020年に開催予定だったシカゴ・カブス対セントルイス・カージナルス戦(2023年ロンドンシリーズ(英語版))が開催されることとなった。また2024年6月8日、9日には、ニューヨーク・メッツフィラデルフィア・フィリーズ戦(2024年ロンドンシリーズ(英語版))が開催される予定となっている。
設計と建設建設中のロンドン・スタジアム (2009年10月)スタジアム内部(2012年)野球仕様のロンドン・スタジアム(2019年6月)

スタジアムの設計案は2007年11月7日に公表された。設計者のPOPULOUSはスポーツ施設やコンベンションセンターの設計から大規模イベントの企画までを専門とする建築設計事務所である[9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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