ロングラン
監督吉田ルイ子
脚本.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}
青木邦夫
キクオ・カワサキ
小林竜雄
製作黒井和男
製作総指揮辻信太郎
出演者
永島敏行
鈴木ヒロミツ
かとうかずこ
音楽鍋島常敬
『ロングラン』は、1982年公開の日本映画。公開当時の文献に横文字のみの『LONG・RUN』[1]、他に『ロングラン LONG RUN』と書かれたものもある[2]。永島敏行主演・吉田ルイ子監督[3]。第1回サンリオ脚本賞を受賞した青木邦夫『ロング・ラン』の映画化[4]。サンリオ・フィルム製作、東宝配給。
併映は武田鉄矢の映画初主演作「刑事物語シリーズ」の第一作『刑事物語』。
1979年に日本人青年が、ローラースケートで、アメリカ大陸7000キロを横断したという実話を基にした作品の映画化[1][2]。監督の吉田ルイ子は本業はフォト・ジャーナリストで[2]、当時としては珍しい日本人女流(女性)監督だが[1]、監督はこれ一本である[2]。 1981年8月頃から10月頃まで実際にアメリカ大陸横断ロケが行われた[5]。永島敏行はアメリカロケは約2か月間と話している[6]。東部ニューヨークロケは1981年10月18日で[5]、当地でクランクアップ[4]。
出演
山中隆男:永島敏行
宮本昇:鈴木ヒロミツ
滝口恵子:かとうかずこ
ユー子:宇田川智子
ミスターホーン:ジム・メンデンホール
ボブ:ケーシー・サンダー
ジル:シェリル・グリーンウッド
ビル・マックアダムス:J・D・ネルソン
ミスタースウェンソン:アール・ムント
オルガ:マーティ・ブレスウェイト
スタッフ
監督:吉田ルイ子
脚本:青木邦夫、キクオ・カワサキ、小林竜雄
製作総指揮:辻信太郎
製作:黒井和男
プロデューサー:キクオ・カワサキ
撮影:長谷川元吉
音楽:鍋島常敬
主題歌:時任三郎「ロングラン?果てなき夜の向こうに?」「ウェディング・リバー」(挿入歌)ワーナー・パイオニア
録音:井上秀司
効果:福島音響
ギャファー:レイ・ビルガー
編集:諏訪三千男
プロダクション・マネージャー:ドロー・ソーレフ
スチール:ケン・タラ、アンジェロ・アバテ
キーグリップ:スティーブ・クロフォード
ローラースケート指導:山本隆英
製作
撮影
作品の評価
シティロードは「監督はフォトジャーナリストの吉田女史ということで、映像は美しくないこともないけど、それ以外の部分はちょっとヒドイ。これホントにサンリオ脚本賞受賞作なのかしら」などと評した[1]。
山根貞男は「日本青年・永島敏行がローラースケートでアメリカ大陸を横断する話なのに運動感ゼロ。映画的疾走感が皆無で、主人公と相棒の男女との関係もきちんと描けず、風景の面白味もなく、画面は一瞬も映画的に起き上がらぬまま過ぎていく。要するに映画になっちゃいない」と酷評した[2]。
出典^ a b c d 「邦画封切情報 『LONG・RUN』(東宝)」『シティロード』1982年5月号、エコー企画、23頁。
^ a b c d e 山根貞男「シネマメッタ斬り! 『ロングラン LONG RUN』」『噂の眞相』1982年5月号、噂の眞相、61頁。
^ “ロングラン
^ a b 「情報」『シティロード』1981年9月号、エコー企画、19頁。
^ a b 黒井和男「編集長日記 Editions Diary」『キネマ旬報』1981年10月上旬号、キネマ旬報社、210頁。
^ “永島敏行、名だたる監督たちとのタフな日々。気温40度の撮影も「世の中にこんな楽しい仕事があるのか」”. テレ朝POST. テレビ朝日 (2021?03?09). 2021年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月13日閲覧。
外部リンク
⇒ロングラン - KINENOTE
ロングラン - MOVIE WALKER PRESS
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