この記事はその主題が日本に置かれた記述になっており、世界的観点から説明されていない可能性があります。ノートでの議論と記事の発展
への協力をお願いします。(2014年5月)ベストセラー(best seller)とは、よく売れた商品のこと。狭義には「ある特定の期間内に驚異的な売上を記録した物のこと」を言う。特に書籍について言うことが多い[1]。
目次
1 概説
1.1 聖書
2 世界
2.1 単一書籍でのベストセラー
2.2 主なベストセラー作家
3 日本
3.1 単行本(辞典、事典、学習・受験参考書を除く)
3.2 辞典、事典、学習・受験参考書
3.3 シリーズ作品(漫画除く)
3.4 漫画
3.5 新潮文庫(2005年8月現在)
3.6 岩波文庫(2012年12月現在)
3.7 他
4 関連用語
4.1 ロングセラー
5 脚注
5.1 注釈
5.2 出典
6 関連書籍
7 関連項目
ベストセラーとは、特に売れた商品のことであり、特に本について言うことが多いが、それ以外にも音楽CD、ビデオ、メディアコンテンツ類に使われることも多い。またそれ以外の商品にも「ベストセラー商品」などと使われる場合がある。 本項では書籍のベストセラーについて詳述する。 特に突出して売れている本のことである。他の本との相対的な比較の話である[注 1]。何冊以上とか何か月以内とか、絶対的な基準で決めているわけではない[注 2] [注 3]。分野によってベストセラーの基準は異なり、市場規模と連動してその線引きは異なっている。例えば児童書の場合は、2万部でベストセラーとされることがある。児童書はそれだけ概して販売数が小さいのである。また、各書店や取次業者などが、金儲け目的、宣伝目的で、恣意的に期間を区切ったり、自社が扱っている商品ばかりが上位にくるようにさまざまな細工をして、独自集計の数字やランキングによってベストセラーを印象づけようとすることがあるが、あくまで金儲けのためのものであり、あまり学術的なものとはいいがたい。 まず、特に突出していて、特筆に値するベストセラーについて説明しておく。 人類史上の最大のベストセラー[2]、過去数千年にわたって読み継がれてきた世界的なベストセラー[3]は聖書である[4]。1815年 - 1998年に推定で約3880億冊販売・配布されている[5]、2000年の1年間だけでも世界中の聖書協会によって約6億3300万冊が配布・販売された(国際聖書協会の発表)。その聖書の中でも、特にキリスト教で「旧約聖書」と呼んでいる部分は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のどれもが共通して採用している書物であり、人類の半数以上が読んでいて、人類の思想に大きな影響を与えている書物である[4]。 1億部以上書名発表年著者原語部数(冊数)原題 5000万 - 1億未満書名発表年著者原語部数(冊数)原題
概説
聖書
世界詳細は「ベストセラー本の一覧」を参照
単一書籍でのベストセラー
二都物語1859年チャールズ・ディケンズ英語2億[6]A Tale of Two Cities
指輪物語1954-1955J・R・R・トールキン英語1億5000万[7][8]The Lord of the Rings
紅楼夢1759年-1791年曹雪芹中国語1億紅樓夢/?楼梦
ホビットの冒険1937年J・R・R・トールキン英語1億[9]The Hobbit
そして誰もいなくなった1939年アガサ・クリスティ英語1億[10]And Then There Were None
アルケミスト - 夢を旅した少年1988年パウロ・コエーリョポルトガル語1億O Alquimista
ライオンと魔女1950年C・S・ルイス英語8500万The Lion, the Witch and the Wardrobe
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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