ロラックスおじさんの秘密の種
Dr. Seuss' The Lorax
監督クリス・ルノー
カイル・バルダ
脚本ケン・ダウリオ
『ロラックスおじさんの秘密の種』(ロラックスおじさんのひみつのたね、原題:Dr. Seuss' The Lorax)は、 イルミネーション・エンターテインメントが制作し、ユニバーサルピクチャーズが配給したクリス・ルノーとカイル・バルダ監督による2012年3月2日よりアメリカ合衆国が公開された3Dアニメーション映画。児童文学作家ドクター・スースの1971年の児童書『The Lorax』を原作とする映画作品。プロデューサーは『怪盗グルーの月泥棒 3D』を担当するクリス・メレダンドリ。
日本では同年10月6日にTOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー。主人公の「ロラックスおじさん」の日本語版吹き替えを映画吹き替え初挑戦となるコメディアンの志村けんが担当している[3][4]。 本物の木が1本も生えないほど環境破壊が進んだ世界。人々は全てが人工物で出来た街に籠り、大富豪・オヘアから清浄な空気を買って暮らしていた。多くの人は現状の暮らしに満足しており、本物の自然があった時代を知る者はほとんどおらず、オヘアによるプロパガンダの影響で正しい知識を持つ者も少なく、植物を汚物として毛嫌いする者が大半であった。 ある日、本物の木を見てみたいと語る女子高生・オードリーの夢を叶えるため、少年・テッドは祖母の紹介を得て、街に緑が生え茂っていた時代を知る謎の老人・ワンスラーのもとを訪れる。さびれた土地にひとりで住むワンスラー。彼はテッドに興味を覚え、この地に木が1本も生えなくなった理由…若き日の自分が犯した罪を語り出す。 ミュージシャン志望の青年・ワンスラーは、あらゆる部位の衣装として使え、吸水性に優れ掃除道具にもなる万能アイテム「スニード」を考えつく。家族の嘲笑を受けながらも、材料を探す旅に出る。長く辛い旅の末に材料となる葉を持つ木・トラッフラの森を見つけたワンスラーは早速木を切り倒すが、その切り株から森の番人・ロラックスが出現。
ストーリー