ロミオ・マスト・ダイ
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ロミオ・マスト・ダイ
Romeo Must Die
監督
アンジェイ・バートコウィアク
脚本エリック・バーント(英語版)
ジョン・ジャレル
原案ミッチェル・カプナー
製作ジョエル・シルバー
ジム・ヴァン・ウィック
製作総指揮ダン・クラッチオロ
出演者ジェット・リー
アリーヤ
音楽スタンリー・クラーク
ティンバランド
主題歌アリーヤ「トライ・アゲイン(英語版)」
撮影グレン・マクファーソン
編集デレク・G・ブリーキン
製作会社シルバー・ピクチャーズ
配給ワーナー・ブラザース
公開 2000年3月22日
2000年5月13日
上映時間115分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
中国語
製作費$25,000,000[1]
興行収入 $55,973,336[1]
$91,036,760[1]
前作DENGEKI 電撃
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『ロミオ・マスト・ダイ』(Romeo Must Die)は、2000年アメリカ合衆国アクション映画。監督はアンジェイ・バートコウィアク、主演はジェット・リーアリーヤ。バートコウィアク監督によるヒップ・ホップ・カンフー三部作の第1作である。他の2作は『DENGEKI 電撃』『ブラック・ダイヤモンド』。
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この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2013年1月)(使い方

黒人ギャング団と中国系マフィアの二大組織が激しい縄張り争いを続けるカリフォルニア州オークランドで、中国系マフィアのドン・チューの息子ポーが何者かによって殺される。

一方、ポーの兄で元刑事のハンは父親の罪をかぶって香港の刑務所に収監されていたが、弟の死を知り脱獄、単身オークランドにやって来る。タクシーでぞんざいに扱われたハンはタクシー泥棒の最中に黒人ギャング団のボスであるアイザック・オーデイの娘トリッシュが客として乗り込んで知り合う。ポーの家についたハンは弟の死の真相を探る為、ダイヤル履歴からサーペティンファイヤーという衣服の店にたどり着くもそこは偶然にもトリッシュが経営している店だった。トリッシュの後を尾けて部屋に乗り込んで事情を話すと話していたのは兄のコリンではないかという情報を得る。話しているうちにオーデイの部下であるモリース達が来てしまい、不審者と思われたハンを捉えようとするもカンフーの達人であるハンはモリース達部下を全員なんなく手玉に取り、モリースの車で逃亡する。

ハンはポーの葬式にでる為にチューの屋敷へ向かう。父親に弟を守れなかった事に対して不満を口にした後、ポーのボディーガードであってカイと久々にカンフーの手合わせをして再会を喜ぶ。

屋敷を立ち去ったハンは引き続きポーの死の真相を探る為、トリッシュの元へ行くも収穫はない。トリッシュのそばではハンが手玉にとったモリース達がアメフトで遊んでおり、ボディーガードのリーダーであるマックにハンは誘われて遊ぶことになる。ルールを全く知らないハンは最初こそタックルで集中攻撃を受けるもののボールを持っているプレーヤーに攻撃してもいいとマックに確認し、カンフーで全員を攻撃して見事得点する。トリッシュに兄と話したら連絡をくれと住所を渡してハンは去っていく。

その夜、コリンが恋人と家でくつろいでいると恋人もろとも突き落とされる事件が発生する。翌朝、コリンの遺体を見たトリッシュはギャングの長である父に対してパパが殺したも同然と言い放ってその事件現場を去る。

一方、ハンはポーの部屋に帰宅すると部屋が荒らされていた。荒らされた部屋からポーの車の鍵を見つけたハンはポーの車を捜査するとポーの護身用として使っていたステッキの中に住所リストの紙を見つける。

ステッキを持って部屋へ戻るとトリッシュが悲しい様子で座っており、コリンが殺されたことを話し、一緒に犯人探しをすることとなる。

手がかりを探る為、リストにある住所の場所へ行くと何者かに襲われた後であり、襲撃者に見つかったハンとトリッシュはカーチェイスで逃げ、追ってきた人物を撃退するも、その人物が中国人であることに驚きを隠せない。

ハンはチューのところへトリッシュはアイザックのところへそれぞれ一連の事件を報告するが、チューは聞く耳を持たず、アイザックはトリッシュを危険な目にあわせたくないという一心でマフィアのボスの息子であるハンと会うことを禁じ、モリースを護衛の元、自らの邸宅へ軟禁状態にする。

一方、リストにあった住所の大部分を訪れたハンはトリッシュの軟禁されている邸宅へ現れ、トリッシュを連れてリストの最後の場所へ向かう。最後の場所はトリッシュがよく知るシルクという人物が経営する黒人が多いクラブでポーもよく通っていた場所であった。

シルクはトリッシュにアイザック達が片っ端から地上げしていることを話す。その時、マックが現れシルクの店に対しても地上げを持ちかけるも拒否された為、シルクを射殺し、ハンとトリッシュを拘束する。

気絶させられて気がついたハンはモリース達に囲まれていたが持ち前の身体能力とカンフーでもリース達を蹴散らし、トリッシュの居場所をモリースから聞き出す。

オートリッチメンズクラブにいると聞いたハンは急いで向かう。

一方、オートリッチメンズクラブではアイザックがNFLの白人オーナー、ロスに対してマックが地上げした土地を売る契約を交わそうとしていた。アイザックは自らがNFLの黒人オーナーになることを夢見て、土地がほしければ自らをオーナーに加えろとロスに提案する。しかし、居合わせていたマックは長年の不満をアイザックにぶちまけた挙げ句、地上げした土地は全て頂くと宣言。拘束したトリッシュを人質に取り、中国系マフィアと組んでポーを死に追いやり、コリンを殺したのは自分だと白状した為、アイザックと揉み合いになりアイザックに発砲する。

ロス達NFLのメンバーは騒動に紛れてマックが地上げした権利書を持ってヘリで逃走を図り、マックと銃撃戦になり権利書だけは取り返すもその場にハンが現れて対峙する。

マックからポーを殺したのは中国系マフィア自身で直接手を下したのはカイであることを聞いたハンはマックに銃を向けられるも、土壇場で駆けつけたトリッシュがマックを射殺しハンは事無きを得る。トリッシュにアイザックのそばにいてあげるように伝えたハンはカイの元へ急ぐ。

ハンはポーの敵を打つためにカイと死闘を繰り広げる。カンフーの腕はハンの方が一枚上手であったが、カイは卑怯な手でハンの両手に火傷を追わせて窮地に追いやるも怒りに震えるハンは渾身の一撃の蹴りをカイに与えて勝利する。

最後は父親のチューに対してけじめを付けるように促し、チューはこめかみに向けて発砲。長年の中国系マフィアと黒人ギャングの闘争は幕を下ろす。
登場人物
ハン・シン
中国で収監されていた元警察官。一族は中国人マフィアで、父親のチューは中国人マフィアの一団を統括するドンで、そんな父親に反発して警察官になったと思われる。警察の中でも非常に優秀な人物で、特に武術に秀でていたが、反発していた父親の犯した犯罪をかばう形で収監されていた。しかし、弟がアメリカで殺された事を知って脱獄して単身渡米。偶然から知り合ったトリッシュの関係者が弟の殺害事件に関わっている事を知る。更には彼女の兄弟も殺された事を知り、共に互いの兄弟を殺した犯人を探すうちに陰謀に巻き込まれていく。体格はかなり小柄でトリッシュとさほど変わらない身長だが筋肉質で、非常に高い身体能力を持ち、大柄な黒人数人に襲われても難なく追い払う実力を持つが、「女性は殴らない」という信条を持つため、女相手だと防戦一方となってしまう欠点も持っている。父親の部下であるカイとは旧知の中で、久しぶりの再会の手合せを行って互いを確かめる仲。しかし、弟殺害の真犯人が中国人マフィアであり自分の父親で、その実行犯がカイだった事を知ると単身乗り込み、カイと対決する。
トリッシュ・オデイ
オークランドを牛耳る黒人ギャング団のボスの娘。彼女もまた父親に反発し、自分の力で生活する為に洋服店を営んでいる。父親の部下が常にボディガードとして張り付いているが、彼女自身は鬱陶しいと思って巻こうとしていたところを偶然通りかかったハンに救われる。その後、ハンが自分にちょっかいを出したと思った父親の部下達をハンがあしらった頃から彼に好意を抱くようになる。
アイザック・オデイ
オークランドを牛耳る黒人ギャング団のボスでトリッシュの父親。家族に対する愛情は深くトリッシュがボディガードを巻いてもそこまできつく叱ることはしなかった。ヴィンセント・ロスの開発地区の土地の所有者との交渉を任されており、あと数件というところで手を焼いている。しかし、ギャング団といってもその手法はあくまでも話し合いによる交渉で、部下のマックの裏切りはあったが、彼自身は手荒な手法を好んでいなかった。中国人マフィアとは敵対していたが表面的な争いはしないようにしており、チューの息子の葬儀にも参列している。しかし、自分の息子が殺された事で戦争状態になりかねない状況になり、トリッシュを心配するあまりにハンに近付く事を禁じたりしてトリッシュに反感を買ってしまう。すべての権利書が集まり、ロスとの交渉の場で本当の目的だったロスとの共同開発を持ちかけたところで、マックの裏切りに合いトリッシュを人質に取られてしまう。反撃に出たが、揉み合いの末に銃で撃たれてしまう。一命はとりとめ、その場にいたハンに救われて彼と握手をし、救われた彼を認めるような発言をしてハンを見送った。
マック
オデイの片腕の黒人ギャング団のNo.2。仕事のほぼすべてを取り仕切り、オデイの話し合いの交渉を無視して力(暴力)による交渉で仕事を進めた。オデイの息子コリンとは幼馴染みで仲はいいが、惚れているトリッシュとは仲は悪い。


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