ロマンス_(岩崎宏美の曲)
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「ロマンス」
岩崎宏美シングル
初出アルバム『あおぞら
B面私たち
リリース1975年7月25日
ジャンルアイドル歌謡曲
レーベルビクターレコード
作詞・作曲作詞:阿久悠
作曲:筒美京平
ゴールドディスク


第17回日本レコード大賞・新人賞

第6回日本歌謡大賞・放送音楽新人賞

第8回日本有線大賞・優秀新人賞

チャート最高順位

週間1位(オリコン

1975年度年間6位(オリコン)

岩崎宏美 シングル 年表

二重唱 (デュエット)
(1975年)ロマンス
1975年センチメンタル
(1975年)

収録アルバム『あおぞら

ロマンス
(1)はだしの散歩
(2)


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「ロマンス」は、1975年7月にリリースされた岩崎宏美の2枚目のシングルである。規格品番SV-1243。
目次

1 解説

2 収録曲

3 参加ミュージシャン

3.1 リズムセクション

3.2 ホーンセクション

3.3 ストリングス

3.4 女声コーラス


4 カバー

5 関連項目

6 脚注

7 外部リンク

解説

デビュー曲「
二重唱 (デュエット)」はTOP20入りするヒットとなり、担当ディレクターの笹井一臣は、再び作詞作曲を阿久悠筒美京平に依頼する。先に筒美が曲を書き、そこに阿久が歌詞を付けるという形(曲先)で制作される[1]

筒美は岩崎のファーストアルバム「あおぞら」の楽曲依頼も受けていたため、複数の楽曲を制作していたが、笹井はその中のバラード調の曲に注目し、「これをテンポアップして、細かく刻むリズムに乗せたらどうか?」と提案[2]。笹井はさらに筒美との話し合いの中で、当時流行していたディスコサウンドを楽曲に取り入れることも提案する[1]。筒美はリズムの構造やクラビネットストリングスのフレーズなどでディスコサウンドを取り入れながら、全体としては歌謡曲的な側面を残す楽曲に作り直し、メロディーとアレンジを完成させる[2]

前作と同様、2曲レコーディングした「ロマンス」と「私たち」のどちらをA面に持ってくるか、ぎりぎりまで決まらず、最後にはスタッフ間で採決をとり、「ロマンス」をA面にすることになったという逸話がある。ちなみに、岩崎本人も「ロマンス」を推したが、当時新人は朝のワイドショーなどで歌う機会が多く、朝から歌うには後半に声を張り上げがちになる「私たち」よりも「ロマンス」のほうが歌いやすいというのがその理由だったことが、ある番組のインタビューで語られている。

本作はオリコンチャート1位を獲得するヒットを記録し、日本レコード大賞など数々の音楽賞で新人賞を獲得。

累計売上は90万枚[3]

また1975年末の「第26回NHK紅白歌合戦」でも岩崎自身初出場を果たし、紅組のトップバッターを務め同曲を歌唱した。

前作のB面曲「月見草」と同様、「私たち」もコンサート(特にアンコール)において、頻繁に選曲された。

収録曲

全曲、作詞:
阿久悠、作曲・編曲:筒美京平

ロマンス

私たち

参加ミュージシャン
リズムセクション

田中清司 - ドラムス

武部秀明 - エレキ・ベース


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