ロベルト・メリ
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.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はメリ、第二姓(母方の)はムンタンです。

ロベルト・メリ
メリ (2022年)
基本情報
フルネームロベルト・メリ・ムンタン
Roberto Merhi Muntan
略称表記MER
国籍 スペイン
出身地同・カステリョン
生年月日 (1991-03-22) 1991年3月22日(33歳)
F1での経歴
活動時期2015
所属チーム'15 マノー・マルシャ
出走回数14 (13スタート)
優勝回数0
表彰台(3位以内)回数0
通算獲得ポイント0
ポールポジション0
ファステストラップ0
初戦2015年オーストラリアGP
最終戦2015年アブダビGP
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ロベルト・メリ・ムンタン(Roberto Merhi Muntan, 1991年3月22日 - )は、スペイン出身のレーシングドライバーである。姓の"Merhi"は、「メルヒ」または「メリー」と表記される事もある。
経歴
フォーミュラ・ルノー

2007年にイタリア・フォーミュラ・ルノーとユーロカップ・フォーミュラ・ルノーに参戦し、イタリアでは総合4位。ユーロカップでは総合18位という結果で終わる。

2008年はフォーミュラ・ルノー・ウェスト・ヨーロピアン・カップにエプシロン・ユースカディから参戦。全15戦中優勝3回を含む計14回表彰台圏内でフィニッシュし総合2位を獲得している。ユーロカップ・フォーミュラ・ルノーでは前年の成績を上回る総合4位でシーズンを終えた。その他ではスペインのF3選手権に5回レースに出場し、その内の2回を優勝している。
フォーミュラ3・ユーロシリーズ

2009年はマノー・モータースポーツからF3・ユーロシリーズに参戦し、4回の表彰台を含む総合7位で初年度を終えた。

2010年はミュッケ・モータースポーツに移籍する。第2戦の舞台であるホッケンハイムリンクで行われた第2レースで優勝するなど、前年を上回る活躍を見せ総合5位を獲得した。

2011年にはプレマ・パワーチームに移籍し、大躍進のシーズンとなる。全27レース行われた内、11回の優勝を含む計20回表彰台圏内でフィニッシュする活躍を見せシリーズタイトルを獲得した。
DTM

2012年4月3日、メルセデス・ベンツはかつてミハエル・シューマッハハインツ=ハラルド・フレンツェンカール・ヴェンドリンガーを選出しトップドライバーとして育て上げた「メルセデス・ジュニア・チーム」を発足。メリは前年DTMでデビューイヤーを過ごしたクリスチャン・ヴィエトリスやフォーミュラ・ルノー3.5でタイトルを獲得したロバート・ウィケンズらと共にメンバーに選出される[1]。メンバーの指導者はシューマッハが務める事となった。

初年度となる2012年は、前年ヴィエトリスが在籍していたパーソン・モータースポーツへ加入する。チームメイトのスージー・ヴォルフと共にポイント獲得を目指したが、この年はノーポイントでシーズンを終えた。

翌年はHWAチームへ移籍し、長年DTMで活躍しているゲイリー・パフェットがチームメイトとなりシーズンをスタートさせた。表彰台圏内1回(2位)を含む入賞4回という成績でドライバーズランクでは15位。チームランクでは6位だった。
フォーミュラ・ルノー3.5 シリーズ

2014年はDTMからフォーミュラ・ルノー3.5へ主な活動の場を移した。ゼータ・コルセからシーズンを戦い、総合3位(3勝)となる。
F1
ケータハム在籍期
2014年

第13戦イタリアGPに当時レギュラードライバーであった小林可夢偉に変わり、金曜フリー走行に出走したのがF1初走行となった[2]
マノー・マルシャ在籍期
2015年

2015年3月9日に、マノー・マルシャF1チームから参戦する事が発表された[3]。チームメイトは前年ケータハムで出走していたウィル・スティーブンス。チームは第13戦シンガポールGPの開催直前でメリに代わりアレクサンダー・ロッシをレギュラードライバーとして起用する事を発表した[4]。終盤戦となる残り7戦の内5戦(シンガポールGP、日本GPアメリカGPメキシコGPブラジルGP)をロッシが出走し、残りの2戦(ロシアGPアブダビGP)をメリが出走する。欠場となるレースではリザーブドライバーを務める。
この年のマルシャのマシンは前年のマシンをレギュレーションに合わせて改良したマシンであり、絶対的な性能で他チームに劣っており全く歯が立たなかった。開幕戦はエンジンを始動できず欠場、第2戦は107%ルールに抵触しながらも出走許可が下りたが圧倒的に遅く、ザウバーロータスなど前年の下位チーム、序盤不調だったマクラーレンにも追い付かなかった[5]。それでも走らないマシンを駆って健闘し、途中シートを奪われながらも最終成績はイギリスGPの12位完走が最高、ランキング19位に入りスティーブンス、ロッシの両者を上回って見せた。
エピソード

2015年のF1デビュー時はメディアに「僕にはお金が無い」「スポンサーが無いから(チームに)貢献できないんだ」と話し、スポンサーも持ち込み資金も無いことを公言していた
[6]。下位チームにおいてはスポンサーが無いとデビューすらできない(もしくは途中で契約終了となる)例が多いペイドライバー全盛の現代F1において、資金を持ち込まずにシートを獲得した非常に珍しいケースである。他の事例としてはザウバー時代の小林可夢偉の例がある[7]

レース戦績
略歴

年シリーズ所属チームレース勝利PPFL表彰台ポイント順位
2006フォーミュラ・ルノー2.0 イタリア・ウィンター・シリーズイット・ルックス・レーシング40003924位
スペイン・フォーミュラ3選手権ポルフェサ・コンペティション200000NC
2007フォーミュラ・ルノー2.0 ユーロカップジェンザー・モータースポーツ1400001618位
フォーミュラ・ルノー2.0 イタリア1410022324位
フォーミュラ・ルノー2.0 イタリア・ウィンター・シリーズBVM・ミナルディ200013810位
スペイン・フォーミュラ3選手権ノヴォ20000417位
スペイン・GT選手権 - GTAサンティアゴ・ガルシア20001619位
2008フォーミュラ・ルノー2.0 WECイプシロン・エウスカディ15356131842位
フォーミュラ・ルノー2.0 ユーロカップ1422171084位
マカオグランプリハイテック・レーシング100000NC
マスターズ・オブ・フォーミュラ3100000NC
スペイン・フォーミュラ3選手権R.ルーシア・レーシング521233613位
2009フォーミュラ3・ユーロシリーズマノー・モータースポーツ200004427位
マカオグランプリ10000017位
イギリス・フォーミュラ3選手権200000NC
マスターズ・オブ・フォーミュラ310000010位
2010フォーミュラ3・ユーロシリーズミュッケ・モータースポーツ181004565位
GP3シリーズアテック・CRS GP120013266位
マスターズ・オブ・フォーミュラ310000012位
マカオグランプリプレマ・パワーチーム1000008位
2011フォーミュラ3・ユーロシリーズ2711810204061位
FIA フォーミュラ3・インターナショナル・トロフィー843561331位
マカオグランプリ100000NC
マスターズ・オブ・フォーミュラ3ミュッケ・モータースポーツ101000NC
2012ドイツツーリングカー選手権パーソン・モータースポーツ1000100NC
2013HWA・チーム1000012615位
2014フォーミュラ・ルノー3.5 シリーズゼータ・コルセ1733171833位
イギリス・フォーミュラ3選手権ハニエル・レーシング222223911位
フォーミュラ1ケータハムF1チームテストドライバー
マカオグランプリW66.com ダブル・R・レーシング1000004位
ストックカー・ブラジルハニエル・レーシング100000NC†
2015フォーミュラ1マノー・マルシャF1チーム140000019位
フォーミュラ・ルノー3.5 シリーズポンズ・レーシング800012614位
2016FIA 世界耐久選手権 - LMP2マノー700013514位
ル・マン24時間レース - LMP210000N/ADNF
2017FIA フォーミュラ2選手権カンポス・レーシング200001618位
ラパックス80000
FIA 世界耐久選手権 - LMP2CEFC・マノー・TRS・レーシング10000229位
2018FIA フォーミュラ2選手権MPモータースポーツ1600016112位
カンポス・ヴェクサテック・レーシング40001
2019アジアン・ル・マン・シリーズユーラシア・モータースポーツ40123653位
FIA 世界耐久選手権 - LMP2200000NC†
2020ル・マン24時間レース - LMP2ユーラシア・モータースポーツ10000N/A14位
2021S5000 タスマン・シリーズチーム・BRM610131432位
GTワールドチャレンジ・オーストラリア200001215位
ル・マン24時間レース - LMP2G-ドライブ・レーシング300012614位
FIA 世界耐久選手権 - LMP2100000NC†
2022SUPER GT - GT300Team LeMans70000626位
FIA フォーミュラ2選手権カンポス・レーシング600011520位
2022-23フォーミュラEマヒンドラ・レーシング70000023位
2023S5000 オーストラリアン・ドライバーズ・チャンピオンシップギャリー・ロジャース・モータースポーツ300116311位
SUPER GT - GT300Team LeMans70003379位


† : ゲストドライバーとしての出走であるため、ポイントは加算されない。

* : 今シーズンの順位。(現時点)

フォーミュラ3・ユーロシリーズ

年エントラントエンジン123456789101112131415161718192021222324252627DCポイント
2009年
マノー・モータースポーツメルセデスHOC
1

2HOC
2

10LAU
1

6LAU
2

2NOR
1

5NOR
2

8ZAN
1

18ZAN
2

11OSC
1

3OSC
2

5NUR
1

18NUR
2

RetBRH
1

9BRH
2

11CAT
1

9CAT
2

RetDIJ
1

5DIJ
2

2HOC
1

4HOC
2

137位42
2010年LEC
1

5LEC
2

4HOC
1

4HOC
2

1VAL
1

4VAL


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