ロブスター_(映画)
[Wikipedia|▼Menu]

ロブスター
The Lobster
監督
ヨルゴス・ランティモス
脚本ヨルゴス・ランティモス
エフティミス・フィリップ
製作ヨルゴス・ランティモス
セシー・デンプシー
エド・ギニー
リー・マギデイ
製作総指揮サム・ラヴェンダー
アンドリュー・ロウ
出演者コリン・ファレル
レイチェル・ワイズ
ジョン・C・ライリー
ベン・ウィショー
ジェシカ・バーデン(英語版)
オリヴィア・コールマン
レア・セドゥ
撮影ティミオス・バカタキス
編集ヨルゴス・モヴロプサリディス
製作会社Faliro House Productions
Haut et Court
Element Pictures
Lemming Film
Scarlet Films
配給 Feelgood Entertainment
Haut et Court
Element Pictures
De Filmfreak
Picturehouse Entertainment
ファインフィルムズ
公開 2015年5月15日(カンヌ国際映画祭)
2015年10月16日
2015年10月22日
2015年10月28日
2016年3月5日
上映時間118分[1]
製作国 ギリシャ
フランス
アイルランド
オランダ
イギリス
言語英語
フランス語
製作費?4,000,000[2]
興行収入$5,500,000[3]
テンプレートを表示

『ロブスター』(原題:The Lobster)は、ギリシャ・フランスアイルランドオランダイギリス合作の2015年SF恋愛映画。監督はヨルゴス・ランティモス。同監督初の英語作品であり、第68回カンヌ国際映画祭において審査員賞を受賞している。
ストーリー

家庭を持ち、子孫を残すことが義務付けられた近未来。妻に捨てられてしまった男デイヴィッドは街のルールに従い、はずれにあるホテルへと送られる。そこでは45日以内に自分の配偶者となる人を見つけなければならず、見つけられなかった場合は動物に姿を変えられてしまうという運命が待っていた。ホテルの支配人になりたい動物を聞かれたデヴィッドは、ロブスターと応える。デイヴィッドは他の参加者と共に配偶者となる人を見つけようとするがうまくいかず、独身者の暮らす森へと逃げ込む。森では独身者のリーダーが決めた「恋愛禁止」のルールがあったが、彼はそれを破り、独身者の一人である近眼の女と恋に落ちてしまう[4][5]
キャスト

※括弧内は日本語吹替

デヴィッド -
コリン・ファレル竹内想

近視の女 - レイチェル・ワイズ浅井晴美

独身者たちのリーダー - レア・セドゥ勝田詩織

メイド - アリアーヌ・ラベド(英語版)(笹島かほる

滑舌の悪い男(ロバート) - ジョン・C・ライリー菊池康弘

足の悪い男(ジョン) - ベン・ウィショー(長谷部忠)

鼻血を出す女 - ジェシカ・バーデン(英語版)

ホテルのマネージャー - オリヴィア・コールマン

薄情な女 - アンゲリキ・パプリア(英語版)

独身者 - マイケル・スマイリー(英語版)

医者 - ロジャー・アシュトン=グリフィス(英語版)

ホテルの警備員 - イーウェン・マッキントッシュ(英語版)

製作

本作品の主要撮影は2014年3月24日に始まり、同年5月9日に終了した。撮影は全てアイルランドのダブリンケリー県で行われた[6][7][8][9]

主演のコリン・ファレルは役作りのために40ポンド増量した[10]

ジェイソン・クラークが主役にキャスティングされていたが、スケジュールの都合で降板した[11][12]
マーケティングと配給

2014年5月、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントオーストラリアニュージーランドヨーロッパおよび南米における本作品の映画配給権を獲得したことが発表され、それに伴い、主演のコリン・ファレル、ジョン・C・ライリー、ベン・ウィショーら3人が登場するシーンのスチル写真が公開された[13][14]

翌2015年にはアルケミー(英語版)社がアメリカでの映画配給権を獲得し、2016年3月11日に公開することが決定された[15][16]
その後、アルケミー(英語版)の財政難により、代わりにA24がアメリカでの配給権を獲得した[17]。 それにより、公開日が2016年5月13日に変更された[18]
公開後の反応
批評

映画批評集積サイトRotten Tomatoesは55件もの批評家達からのレビューに基づき、満足度91%、平均スコア7.6/10という評価を下した。サイトでは批評家の総意として、本作品を「野心的でぞっとするほど奇妙であり、間違いなく見るたびに好きになっていく作品だ」としたうえで、「ヨルゴス・ランティモスの風変わりな感性が観客に理解されるためには、この作品が健全で映画として楽しめるものであることを示す必要がある」と評している[19]Metacriticでは11件もの批評家からのレビューを基に80/100の加重平均値を打ち出し、サイトではおおむね好意的なレビューが寄せられた[20]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:30 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef