ロピナビル
IUPAC命名法による物質名
IUPAC名(2S)-N-[(2S,4S,5S)-5-[2-(2,6-dimethylphenoxy)acetamido]-4-hydroxy-1,6-diphenylhexan-2-yl]-3-methyl-2-(2-oxo-1,3-diazinan-1-yl)butanamide
臨床データ
Drugs.com
ロピナビル(Lopinavir)はHIV感染症のHAART療法に用いられるプロテアーゼ阻害薬(英語版)の一つである。リトナビルとの合剤(英語版)として市場に流通している。リトナビル合剤の商品名カレトラ。
米国では2000年9月に承認された[1]。日本ではソフトカプセルと内用液が2000年12月に承認された[2]:1後、室温保存可能な固溶体錠が2006年9月に承認された。さらに2010年12月、従来は1日2回の服用が必要であったところ、錠剤中の薬剤含有量を倍増して1日1回服用として変更承認された。 下記の薬剤を服用中の患者には禁忌である[3][4]: 重大な副作用とされているものは、高血糖、糖尿病、膵炎、出血傾向、肝機能障害、肝炎、徐脈性不整脈、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群 血中のロピナビルはそのほとんどが蛋白質に吸着している(98?99%)[5]。
目次
1 効能・効果
2 臨床的特徴
2.1 禁忌
2.2 副作用
3 薬物動態
4 研究開発
5 出典
6 外部リンク
効能・効果)についてのみ知られている。
禁忌
ピモジド、エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン、エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン、ミダゾラム、トリアゾラム、バルデナフィル
副作用
薬物動態