ロビー・ロバートソン_(アルバム)
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『ロビー・ロバートソン』
ロビー・ロバートソンスタジオ・アルバム
リリース1987年10月
録音カリフォルニア州ウェスト・ロサンゼルス The Village Recorder
アイルランド ダブリン U2 Mobile Unit - Danesmore
ロンドン Ashcombe House
カリフォルニア州ハリウッド A&M Recording Studio
ニューヨーク州ベアズヴィル Bearsville Sound Studio
ニューヨーク州ニューヨーク The Hit Factory
ジャンルロック
時間44分29秒
レーベルゲフィン・レコード
プロデュースダニエル・ラノワ、ロビー・ロバートソン
専門評論家によるレビュー


allmusic link

チャート最高順位

5位(ノルウェー[1]

7位(ニュージーランド[2]

13位(スウェーデン[3]

14位(オランダ[4]

23位(イギリス[5]

38位(アメリカ[6]

54位(ドイツ[7]

78位(日本[8]

ロビー・ロバートソン アルバム 年表

ロビー・ロバートソン
(1987年)ストーリーヴィル
(1991年)

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『ロビー・ロバートソン』(Robbie Robertson)は、カナダロック・ミュージシャン、ロビー・ロバートソン1987年に発表した、ソロ名義では初のスタジオ・アルバム
背景

ダニエル・ラノワを共同プロデューサーに迎えて制作され、過去にラノワがプロデュースしたU2ピーター・ガブリエルもレコーディングに参加した[9]。「スウィート・ファイア・オブ・ラヴ」はU2との共作で、この曲と「テスティモニー」にはU2の4人全員が参加している[10]。また、ロバートソンと共にザ・バンドで活動していたガース・ハドソンリック・ダンコも参加した[9]
反響

アメリカではBillboard 200で38位に達し[6]、リリースから1年後の1988年10月にはRIAAによってゴールドディスクに認定された[11]。ノルウェーのアルバム・チャートでは6週連続でトップ10入りし、最高5位を記録する大ヒットとなった[1]。ニュージーランドでは29週連続でトップ50入りし、1988年6月5日付のアルバム・チャートで最高7位を記録[2]
評価

1989年の第31回グラミー賞では、本作が最優秀男性ロック・ボーカリスト賞にノミネートされるが、受賞は果たせなかった[12]。一方、カナダのジュノー賞では、1989年に本作が年間最優秀アルバム賞を受賞し、ロバートソンは更に、年間最優秀プロデューサー賞(ダニエル・ラノワと連名)及び年間最優秀男性ボーカリスト賞を受賞した[13]

ローリング・ストーン』誌が選出した「1980年代のベスト・アルバム100」では77位にランク・イン[14]
収録曲

特記なき楽曲はロビー・ロバートソン作。
墜ちたエンジェル "Fallen Angel" (Robbie Robertson, Martin Page) ? 5:53

ショウ・ダウン - ビッグ・スカイにて "Showdown at Big Sky" ? 4:47

ブロークン・アロウ "Broken Arrow" ? 5:23

スウィート・ファイア・オブ・ラヴ "Sweet Fire of Love" (R. Robertson,
U2) ? 5:16

アメリカン・ルーレット "American Roulette" ? 4:55

クレイジー・リヴァーのどこかで "Somewhere Down the Crazy River" ? 4:55

ヘルズ・ハーフ・エイカー "Hell's Half Acre" (R. Robertson, M. Page) ? 4:20

ソニーとムーンライト "Sonny Got Caught in the Moonlight" ? 3:51

テスティモニー "Testimony" ? 4:51

他メディアでの使用例

1989年公開の映画『パウワウ・ハイウェイ』のサウンドトラックでは、本作から「墜ちたエンジェル」と「スウィート・ファイア・オブ・ラヴ」が使用された[15]。また、1991年公開の映画『過ぎゆく夏』のサウンドトラックでは「墜ちたエンジェル」と「ショウ・ダウン - ビッグ・スカイにて」が使用された[16]

「ブロークン・アロウ」は、『暗闇のささやき』(1992年公開)[17]、『キング・オブ・ハーレー』(1993年公開)[18]といった映画のサウンドトラックで使用された。
カヴァー

ブロークン・アロウ

ロッド・スチュワート - アルバム『ヴァガボンド・ハート』(1991年)に収録[19]

スウィートハーツ・オブ・ザ・ロデオ(英語版) - アルバム『Rodeo Waltz』(1993年)に収録[20]


参加ミュージシャン

ロビー・ロバートソン -
ボーカルギターキーボード

ビル・ディロン - ギター(on #1, #2, #5, #6, #7, #8, #9)、

ダニエル・ラノワ - パーカッション(on #2, #3, #4, #8, #9)、ギター(on #6, #8)、オムニコード(#6)、ベース(on #9)、バッキング・ボーカル(on #2, #3, #4)

ガース・ハドソン - キーボード(on #1, #5)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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