歌手の「ロビー・ウィリアムズ」とは別人です。
ロビン・ウィリアムズ
Robin Williams
2011年撮影、『ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊』プレミアにて
本名ロビン・マクローリン・ウィリアムズ
英: Robin McLaurin Williams
生年月日 (1951-07-21) 1951年7月21日
没年月日 (2014-08-11) 2014年8月11日(63歳没)
出生地 アメリカ合衆国、イリノイ州シカゴ
死没地 アメリカ合衆国、カリフォルニア州マリン郡パラダイス・ケイ
受賞
アカデミー賞
助演男優賞
1997年『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
MTVムービー・アワード
コメディ演技賞
1993年『アラジン』
1994年『ミセス・ダウト』
エミー賞
個人業績賞(バラエティ・音楽番組)(英語版)
1987年 "Carol, Carl, Whoopi and Robin"
1988年 "ABC Presents: A Royal Gala"
グラミー賞
コメディ録音賞(英語版)
1980年 "Reality...What a Concept"
1988年『ア・ナイト・アット・ザ・メット(英語版)』
1989年『グッドモーニング, ベトナム』
スポークン・コメディ・アルバム賞
2003年 "Robin Williams: Live on Broadway"
児童向け録音賞(英語版)
1989年 "Pecos Bill"
ゴールデングローブ賞
テレビドラマ部門 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)(英語版)
1978年(英語版)『モーク&ミンディ(英語版)』
男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
1987年『グッドモーニング, ベトナム』
1991年『フィッシャー・キング』
1993年『ミセス・ダウト』
特別賞
1992年『アラジン』(ジーニー役へ)
セシル・B・デミル賞
2004年 長年の功績に対して
全米映画俳優組合賞
助演男優賞
1997年『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
キャスト賞
1996年『バードケージ』
その他の賞
ハリウッド名声の歩道
1990年 映画産業への貢献、映画・演劇業界への業績に対して
テンプレートを表示
ロビン・マクローリン・ウィリアムズ(英: Robin McLaurin Williams、1951年7月21日 ? 2014年8月11日)はアメリカ合衆国の俳優・コメディアンである。即興劇の才能や[2]、映画・ドラマ・コメディ作品で幅広いキャラクターを即席的に演じたことで[3][4]、史上最高のコメディアンのひとりに数えられることもしばしばであった[5][6][7]。アカデミー賞1回[注釈 3]、プライムタイム・エミー賞2回、ゴールデングローブ賞6回、グラミー賞5回、全米映画俳優組合賞2回の功績を持ち(ロビン・ウィリアムズの受賞とノミネートの一覧も参照)、2005年にはゴールデングローブ賞 セシル・B・デミル賞も授賞している。
ウィリアムズは1970年代半ばにサンフランシスコ・ロサンゼルスでスタンダップコメディを始め、その後複数枚のコメディ・アルバムをリリースした[8]。ABCのシットコム『モーク&ミンディ(英語版)』(1978年 ? 1982年)で演じたエイリアンのモーク役で人気を得た[9]。最初の主演映画は1980年の『ポパイ』である。
『ガープの世界』(1982年)、『ハドソン河のモスコー』(1984年)、『レナードの朝』(1990年)、『インソムニア』(2002年)、『ストーカー』(2002年)、『ディア・ダディ 嘘つき父さんの秘密』(2009年)などのドラマ映画に出演して高い評価を得た。またコメディ作品・ファミリー作品では『フック』(1991年)、『トイズ』(1992年)、『ミセス・ダウト』(1993年)、『ジュマンジ』(1995年)、『ジャック』・『バードケージ』(1996年)、『フラバー』(1997年)、『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』(1998年)、『RV』(2006年)、『ナイト ミュージアム』シリーズ(2006年?2014年)に出演している。声優としては、『アラジン』のジーニー役(1992年)、『ロボッツ』(2005年)、『ハッピー フィート』シリーズ(2006年・2011年)などへ出演している。
ウィリアムズはキャリアを通して薬物乱用とうつ病に苦しんだ。2014年8月には自宅で死亡している状態で発見され[10]、状況的に自殺と判断された。未亡人となったスーザン・シュナイダーからは、パーキンソン病の診断を受けており、うつ症状・不安障害・パラノイアを経験していたと発表されたが[11]、剖検では「びまん性レビー小体病」(diffuse Lewy body disease) が指摘され[12][11]、同じレビー小体病理であるレビー小体型認知症の症状でウィリアムズの症状が説明できるとの専門的意見もある[13][14][12][注釈 4]。
幼少期と教育(英語版)で[15]、1951年7月21日に生まれた。生年に関しては1952年とするものもあるが[注釈 5]、2007年7月4日発表のインタビューでは「55歳」と述べており[16]、2008年にファンサイトで行われたインタビューでも1951年生まれと明言している[17]。