ロバート・トゥルヒーヨ
Robert Trujillo
基本情報
出生名Roberto Agustin Miguel Santiago Samuel Trujillo Veracruz
別名Stymee
生誕 (1964-10-23) 1964年10月23日(59歳)
アメリカ合衆国
カリフォルニア州
サンタモニカ
ジャンルヘヴィメタル
フォーク・コア
ロバート・トゥルヒーヨ(Robert Trujillo、本名 Roberto Agustin Miguel Santiago Samuel Trujillo Veracruz、1964年10月23日 - )は、メキシコ系アメリカ人のベーシスト、アメリカのヘヴィメタルバンド、メタリカのメンバー。サンタモニカ出身。身長175cm。 父親は地元の高校教師。モータウンのファンだった母親の影響で、幼い頃からファンクを中心とした音楽に囲まれて育つ。1989年にスイサイダル・テンデンシーズに加入。1991年には、マイク・ミューア
人物
1991年に、クロエという女性ミュージシャンと結婚しており、一男一女を授かる。
ブラック・レーベル・ソサイアティやオジー・オズボーンなどのバンドを経て、2003年にメタリカに加入。
腰ぐらいまでの黒い長髪、そしてBボーイのようなタンクトップにハーフパンツという容姿で、他のメンバーとは一線を画す。ちなみに、そのタンクトップには「METALLICA SANFRANCISCO」と記されている。
趣味は、スケートボードとサーフィン。
プレイ・スタイル
アグレッシブな表情を浮かべながら、かなり低く構えた体制で5弦ベースを指で弾く。
主にツー・フィンガー奏法で「Battery」などの高速曲にも対応する。メタリカのライヴでは、1ステージを通しての指の筋力、スタミナの面でのペース配分を考慮し、ツー・フィンガー、フリー・フィンガー、ワン・フィンガーのオルタネイトを、指のコンディションや曲調に合わせ、臨機応変に使い分けている。指弾きが主だが、ライブでは正三角形型のピックも持ち合わせ、日本公演では終演後に観客に投げ配る時がある。
ジャコ・パストリアスを「青春時代のヒーローだった」と崇拝している[1]。そのジャコが、生前「Bass of Doom」と呼んで愛用していたフェンダー・ジャズベースが行方不明になっていたが、2010年にニューヨークの楽器店が所有していたことが判明。しかし、遺族が返却を求めたところ拒否され、法廷争いになりかけたが、そのベースをロバートが買い取り、遺族に返すと申し出た。遺族は深く感謝し、ロバートに託した[2]。ステージでのカニ歩きやスキップからも、その影響が垣間見られる。2013年、ジャコ・パストリアスのドキュメンタリー映画の製作に参加していると語っている[3]。映画は2016年に公開された。公開と同時にリリースされたサウンドトラックCDには、自身のプロジェクトであるマス・メンタル名義でジャコの楽曲をカバーしている。
インフェクシャス・グルーヴス時代はスラップ奏法を押し出していたが、メタリカ加入後からはあまり披露しなくなった。
メイン・ベースは、ワーウィックのカスタム・モデルで、ジャズベースタイプのEMG製アクティブ・ピックアップをネック側とブリッジ側にそれぞれ搭載している。また、フェンダーのプレシジョンベースとジャズベース、ゾン、フェルナンデス、トバイアスのベースも使用する。
個性的なトーンで、ディストーション(歪み)を強くかけた、クリフ・バートンを意識したような音である。ベースソロだと一際よくわかるが、かなり太い音でもある。