ロバート・アルドリッチ
Robert Aldrich
『何がジェーンに起ったか?』でベティ・デイヴィスに演技指導をするアルドリッチ(左側)
本名Robert Burgess Aldrich[1]
生年月日 (1918-08-09) 1918年8月9日
没年月日 (1983-12-05) 1983年12月5日(65歳没)
出生地 アメリカ合衆国 ロードアイランド州クランストン
死没地 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
職業映画監督、映画プロデューサー
ジャンル映画、テレビドラマ
著名な家族アデル・アルドリッチ(娘)[2]
ウィリアム・アルドリッチ(息子)[3]
主な作品
『キッスで殺せ!』
『悪徳』
『枯葉』
『何がジェーンに起ったか?』
『ふるえて眠れ』
『飛べ!フェニックス』
『特攻大作戦』
『甘い抱擁』
『ワイルド・アパッチ』
『ロンゲスト・ヤード』
『カリフォルニア・ドールズ』
受賞
ヴェネツィア国際映画祭
銀獅子賞
1955年『悪徳』
ベルリン国際映画祭
銀熊賞(監督賞)
1956年『枯葉』
その他の賞
備考
第9回ベルリン国際映画祭 審査員長(1959年)
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ロバート・アルドリッチ(Robert Aldrich、1918年8月9日 - 1983年12月5日)は、アメリカ合衆国の映画監督、映画プロデューサーである。日本語では「ロバート・オルドリッチ」とも表記される[4]。 1918年8月9日、ロードアイランド州クランストンに生まれる[5]。ネルソン・オルドリッチを祖父[6]、ネルソン・ロックフェラーを従兄に持つ[7]。 ヴァージニア大学で経済学を専攻していたが中退し、1941年にRKOに入社した[8]。ジャン・ルノワール、チャールズ・チャップリン、エイブラハム・ポロンスキー、ジョゼフ・ロージー、ウィリアム・A・ウェルマンなどの助監督を務めた[9]。 1953年、エドワード・G・ロビンソン主演の『ビッグ・リーガー』で映画監督デビューを果たす[5]。1954年に『World for Ransom』と『アパッチ』と『ベラクルス』、1955年に『キッスで殺せ!』と『悪徳』を監督した[5]。その後、ベティ・デイヴィスとジョーン・クロフォード主演の『何がジェーンに起ったか?』、デイヴィスとオリヴィア・デ・ハヴィランド主演の『ふるえて眠れ』、リー・マーヴィン主演の『特攻大作戦』、バート・レイノルズ主演の『ロンゲスト・ヤード』などを監督した[5]。 1975年から1979年までのあいだ、全米監督協会の会長を務めた[10]。 1983年12月5日、カリフォルニア州ロサンゼルスで腎不全により死去[5]。65歳没[11]。1981年の『カリフォルニア・ドールズ』が遺作となった[12]。
経歴
フィルモグラフィー
長編映画
ビッグ・リーガー Big Leaguer (1953年) - 監督
World for Ransom (1954年) - 監督
アパッチ Apache (1954年) - 監督
ベラクルス Vera Cruz (1954年) - 監督
キッスで殺せ! Kiss Me Deadly (1955年) - 監督・製作
悪徳 The Big Knife (1955年) - 監督・製作
枯葉 Autumn Leaves (1956年) - 監督・製作
攻撃 Attack (1956年) - 監督
ガーメント・ジャングル The Garment Jungle (1957年) - 監督
怒りの丘 The Angry Hills (1959年) - 監督
地獄へ秒読み Ten Seconds to Hell (1959年) - 監督・脚本
ガン・ファイター The Last Sunset (1961年) - 監督
ソドムとゴモラ Sodom and Gomorrah (1962年) - 監督
何がジェーンに起ったか? What Ever Happened to Baby Jane? (1962年) - 監督・製作
テキサスの四人 4 for Texas (1963年) - 監督・脚本