ロックマン&フォルテ
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この項目では、スーパーファミコンゲームソフトおよびその移植版について説明しています。ワンダースワン用ゲームソフトについては「ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者」をご覧ください。
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ロックマン&フォルテ
Megaman & Bassジャンル横スクロールアクション
対応機種スーパーファミコン (SFC)対応機種一覧

ゲームボーイアドバンス (GBA)
Wii U

開発元カプコン第二制作部
発売元カプコン
プロデューサー稲船敬二
デザイナー鶴逸人
竹村学
プログラマー篠原雅嗣
清水睦民
桑名正
音楽堀山俊彦
水田直志
海田明里
美術有賀ヒトシ
岩本佳浩
出月こーじ
シリーズロックマンシリーズ
人数1人
メディア32メガビットロムカセット[1]
発売日 199804241998年4月24日
発売日一覧

GBA
200208102002年8月10日
200303112003年3月11日
Wii U(GBA版の移植)
201502182015年2月18日
201505072015年5月7日


対象年齢 CERO:A(全年齢対象)

その他型式:SHVC-AR6J-JPN
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『ロックマン&フォルテ』(ロックマン アンド フォルテ、ROCKMAN & FORTE)は、1998年4月24日に日本のカプコンから発売されたスーパーファミコン横スクロールアクションゲーム
概要

同社の『ロックマンシリーズ』の番外編となる作品。主人公のロックマンおよびフォルテを操作し、Dr.ワイリーの城を占拠したロボット軍団「キング」による世界征服を阻止する事を目的としたストーリー。PlayStationおよびセガサターン用ソフトとして発売された『ロックマン8 メタルヒーローズ』(1996年)から敵キャラクターやステージ構成を流用している。

開発はカプコン第二制作部が行い、『ロックマンシリーズ』が急ピッチでスーパーファミコンから他機種に移行してしまった事に対する「お詫び」として製作された。開発には『ロックマンシリーズ』を多数手掛けているスタッフが参加しており、プロデューサーは稲船敬二、音楽は堀山俊彦および水田直志海田明里、ボスキャラクターのデザインは漫画家の有賀ヒトシおよび岩本佳浩出月こーじが担当している。結果的に本作がカプコンから発売された最後のスーパーファミコン用ソフトとなった。

1999年には本作の設定のみを継承したワンダースワン用ソフト『ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者』がバンダイから発売され、2002年には本作の正当な移植作となるゲームボーイアドバンス版が発売された。ゲームボーイアドバンス版は2015年Wii U用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信された。
ゲーム内容
システム

ゲーム開始時に、アクションや攻撃などの性能が異なるロックマンとフォルテのどちらでプレイするかを選択できるのが本作の特徴(ゲーム途中での変更は不可)で、デモでの会話内容なども選択したキャラクターによって一部変化する。それ以外にも、各ステージに計100枚存在するCDを集めると、これまでのシリーズに登場したキャラクターのプロフィールが閲覧できる「データベース」といった要素が存在する。

ステージ構成は、ナンバリング作品とはやや異なる本作独自のものとなっており、オープニングステージ、前半3つ・後半5つに分かれている8つの選択ステージ、従来作に存在しない特殊な「クリスタルゲート」ステージ、一定の順番に進めていくキングステージ(3ステージ)の、計13ステージが存在。

オープニングステージクリア直後に選択できるステージは3つで、それらをクリアする毎に後半5ステージの内3つが選択可能になる(選択可能になるステージは一部で重複する)。5つの後半ステージの1つでもクリアすると、クリスタルゲートステージが選択可能になる。

クリスタルゲートは、ボスも含め敵が一切登場しないステージで(スタート地点に戻れば任意のタイミングでクリアできる)、そこに存在する8種類のクリスタルを全て破壊することでキングステージが選択可能となる。クリスタルはいずれも対応する特殊武器でないと破壊不可能のため、必然的にナンバリング作品と同様、8つの選択ステージをすべてクリアしないとキングステージへ進めないようになっている。

最終ステージのボスラッシュは、プレイヤーが任意の順番でボスと戦える2作目以降の形式ではなく、ステージの道中に固定の順番でボスが配置されている『ロックマン』および『ロックマンX』を踏襲した形式に戻っている。

また、ナンバリング作品ではないものの、『9』のエンディングにて過去作品のDr.ワイリーの土下座シーンが一挙に登場する際、ナンバリング作品と共に本作の土下座シーンも登場している。
特殊武器
ボスの特殊武器

ロックマン・フォルテ共に性能は同一だが、テングブレードを除いて爆発などのエフェクトと特殊武器装備時のボディカラーが異なる。
ライトニングボルト(Lightning Bolt) - ダイナモマンを撃破 - 消費エネルギー(5)
変則的な画面全体攻撃。ポーズを構え、画面内に連続で4回、高圧電流を放電させる。発動中はその場に留まり終了まで無敵になるため、緊急回避にも利用できる。一部のブロックを破壊可能な他、発動中は暗い部屋全体を明るく照らすことが出来る。
アイスウォール(Ice Wall) - コールドマンを撃破 - 消費エネルギー(3)
目の前に氷の柱を出現させる。柱は上に乗ることで足場として使用することが可能。また、柱に側面から接触すると地面に沿って滑り出し、壁に衝突すると跳ね返る。水中では出現後、水面へ浮上していく。攻撃判定が連続で発生するため攻撃力が高く、殆どのザコ敵を一撃で倒せるほか、敵弾や一部の罠を防ぐ盾としても機能する。時間の経過、壁への衝突、敵や敵弾への接触によって耐久力が減少(徐々にひび割れてくる)し、やがて消滅する。氷柱の出現中はロックマン、フォルテ共にロックマンのノーマルショットと同等のショット攻撃が可能。
スプレッドドリル(Spread Drill) - グランドマンを撃破 - 消費エネルギー(2)
前方に大型ドリルを発射する。敵や地形を貫通し、一部のブロックを破壊可能。ドリルは出現中、任意のタイミングでショットボタンを押すことで、中型ドリル2本→小型ドリル4本と、2回まで樹形図のように分裂させることが可能で、縦方向に広い攻撃範囲を持つ。分裂後はドリル一つあたりの攻撃力は低下する。なお、ドリルを大型のまま分裂させずに飛ばした場合、放物線を描いて落下していく。
リモートマイン(Remote Mine) - パイレーツマンを撃破 - 消費エネルギー(3)
一部のブロックを破壊可能な、リモコン式の機雷を発射する。機雷は発射後、上下方向に軌道を自由に操作でき、敵や地形に触れるとそこに吸着する。発射しただけでは攻撃力はなく、任意のタイミングで再度ショットボタンを押して起爆させることでダメージを与える。爆風は一定時間発生し続け、その間常に攻撃判定が存在するため、無敵時間のない敵に対しては絶大な威力を発揮する。
ウェーブバーナー(Wave Burner) - バーナーマンを撃破 - 消費エネルギー(2)
ワイパー状に上下に波打つ火炎を、ボタンを押している間放射し続ける。射程は短いが一部のブロックを破壊可能な他、導火線のついたブロックに点火したり、暗い部屋を自分の周囲だけ明るく照らすこともできる。水中ではダメージは与えられない(一部の敵を除く)が、特定の敵や障害物を押し退ける水流を発生させる。設定によると、炎の発生にはキングが発見した謎のガスを利用している。
マジックカード(Magic Card) - マジックマンを撃破 - 消費エネルギー(0.5)
一定距離進んだ所で手元に戻ってくるカードを発射する。2連射まで可能。敵や地形を貫通するほか、これで敵を倒すと特定のアイテムのみを中確率で落とすようになる。正面・真上の2方向に撃ち分けが可能で、カードが戻ってくる途中に存在するアイテムに接触すると、そのアイテムを手繰り寄せることも可能。攻撃力が低い分消費エネルギーは少なく、ロックマンの場合は死角となる上方向に攻撃できる武器、フォルテの場合は地形を貫通する武器として、それぞれの初期装備の欠点を補うことが可能。
テングブレード(Tengu Blade) - テングマンを撃破 - 消費エネルギー(2)
腕を振って目の前に真空の刃を発生させ、それと同時に正面に刃状の衝撃波を発射する。衝撃波は壁に接触すると逆放物線の軌道を描きながら4回まで反射する。また、この武器を装備中はスライディング・ダッシュが衝撃波を伴った「ダッシュ斬り」となり、攻撃判定と無敵時間が付加されるようになる。攻撃力は手元の真空刃が最も高く、次いでダッシュ斬り、衝撃波の順となる。
コピービジョン(Copy Vision) - アストロマンを撃破 - 消費エネルギー(3)
その場に一定時間、正面にショットを連射し続ける
ホログラムを出現させる。


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