ロックオブジブラルタル
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ロックオブジブラルタル
(2005年10月、オーストラリア
品種サラブレッド
性別
毛色鹿毛
生誕1999年3月8日
死没2022年10月23日(23歳没)
デインヒル
母Offshore Boom
母の父Be My Guest
生国 アイルランド
生産者Joe Crowley
Mr.O'Brien
Mrs.O'Brien
馬主Sir Alex Ferguson
Mrs.John Magnier
調教師Aidan Patrick O'Brienアイルランド
競走成績
生涯成績13戦10勝
獲得賞金1,269,804ポンド
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ロックオブジブラルタル (Rock of Gibraltar) とはアイルランド競走馬である。アイルランドのクールモアスタッドで生まれた。2000ギニーを初めとしたマイル戦線で活躍し、2002年にはG17連勝の世界記録(当時)を樹立し、ゼニヤッタアメリカ)に抜かれるまで記録を保持していた。引退後は各地で種牡馬となった。

名前の由来は「ジブラルタルの岩山」から。ヨーロッパでは「ザ・ロック」の愛称で呼ばれている。

馬主世界を代表するオーナーブリーダー「クールモアグループ」の総帥ジョン・マグナーと、当時イングランドサッカープレミアリーグマンチェスター・ユナイテッドの監督だったサー・アレックス・ファーガソンの2名の共同所有(ただし種牡馬としてはマグナーの単独所有。詳細は後述)。ヨーロッパを代表する調教師アイルランドバリードイルを本拠地とするエイダン・オブライエン厩舎の管理馬である。
現役時代
2歳時

2001年4月21日、アイルランド・カラ競馬場のメイドン(芝5ハロン)でデビュー戦を勝利する。続く2戦目は同年6月19日イギリスアスコット競馬場重賞競走コヴェントリーステークス(芝6ハロン・G3)で、ここでは20頭立ての6着と敗れてしまう。これが唯一の大敗となる。3戦目は同年7月1日、カラ競馬場のレイルウェイステークス(芝6ハロン・G3)で、同じオブライエン厩舎でのちにG1を3勝することになるホークウイング(英語版)に2馬身差を付けて重賞初制覇を遂げ、続けてイギリス・ヨーク競馬場のジムクラックステークス(芝6ハロン・G2)にも勝利した。

5戦目のシャンペンステークス(芝7ハロン・G2)にはクールモアのライバルでもあるゴドルフィンの総帥シェイク・モハメドが個人所有する期待馬ドバイディスティネーション(英語版)が参戦してきており、密かに世界中の競馬関係者から注目を浴びていた。レースは先行するドバイディスティネーションを後ろから進む本馬が追い上げるも交わすことができず2着に敗れる。

しかし本馬はここで終わらず、同年10月にフランスで行われたグランクリテリウムとイギリスで行われたデューハーストステークスで優勝。2か国の2歳最強馬決定戦を制し、7戦5勝(重賞4勝・うちG12勝)で2001年のシーズンを終える。
3歳時

2002年シーズンの初戦はイギリスクラシック第1戦である2000ギニーとなる。前年のデューハーストステークス以来7か月ぶりの出走が懸念された本馬は評価を落とし、代わって前年のレイルウェイステークスで勝利したホークウイングが、その後アイルランドのナショナルステークスなどを勝利したこともあり断然の評価を得ていた。だがレースでは本馬が先に抜け出し、追い込むホークウイングをクビ差抑えて勝利した。

エイダン・オブライエンは同厩舎のホークウイングをダービーへ向かわせ、本馬にはマイル路線を進ませる判断を下す。2000ギニーの次に出走したアイリッシュ2000ギニーは本馬に恐れをなしてほかの出走予定馬が軒並み回避してしまいわずか7頭立ての競走となった。このレースに勝利して1992年ロドリゴデトリアーノ (Rodrigo de Triano) 以来、10年ぶり史上4頭目のイギリス・アイルランドの2000ギニー2か国制覇を成し遂げた。

次に同年6月18日、ヨーロッパ3歳マイル最強馬決定戦であるセントジェームズパレスステークスへ参戦する。同レースでも圧倒的な評価を得て、プール・デッセ・デ・プーランを勝利した同じエイダン・オブライエン厩舎のランドシーア (Landseer) に1馬身4分の3差で勝利し、1969年のライトタック (Right Tack) 以来、33年ぶりのイギリス・アイルランド2000ギニー&セントジェームズパレスステークス制覇を成し遂げるとともにG1競走5連勝をマークし、ミルリーフ (Mill Reef) が1971年から1972年にかけて成し遂げた世界G1連勝記録の6連勝に王手を掛けた。

エイダン・オブライエンは、本馬のヨーロッパG1連勝記録タイになる舞台に上半期のヨーロッパマイル最強馬決定戦であるサセックスステークスを選んだ。同レースはプレエントリーの時点で10頭の登録馬があった(うち6頭はオブライエンの管理馬)が、最終的に出走馬は5頭となった。本馬にとっては初となる古馬との戦いであったが、前年の同レースの優勝馬ノヴェール (Noverre) に2馬身差で勝利し、世界G1連勝記録タイの6連勝を達成した。

次にインターナショナルステークスなどへの出走プランもあったが休養に入り、調整の結果ムーラン・ド・ロンシャン賞へ向かうことが決まった。ムーラン・ド・ロンシャン賞には、前年G1レースで2勝2着2回の好成績を挙げヨーロッパ「カルティエ賞最優秀3歳牝馬」とアメリカ「エクリプス賞最優秀芝牝馬」に選出された、同年のフランスジャック・ル・マロワ賞の優勝馬バンクスヒル (Banks Hill)、同年のアイリッシュ1000ギニーの優勝馬ゴッサマー (Gossamer)、日本武豊騎乗のプラウドウイングス (Proudwings) などが出走していた。


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