『ロックよ、静かに流れよ』(ロックよ、しずかにながれよ)は、1984年7月に径書房より出版された、吉岡紗千子
による同名手記[1]、及び1988年に公開された、プルミエ・インターナショナル、ジャニーズ事務所製作、東宝配給の映画である。監督は長崎俊一、男闘呼組主演作品。一人の友人の死。非行少年と目された仲間たちは追悼コンサートを計画する。そのなかで彼らは見事に成長していく。胸の奥底に輝く宝石を秘め、力強く生きる少年たちの姿を描いた痛快読み物[2]。
映画
製作ジャニー喜多川
増田久雄
出演者男闘呼組
音楽義野裕明
主題歌男闘呼組
「CROSSIN' HEART」
撮影杉村博章
両親の離婚がもとで、母と妹とともに東京から長野県松本市へと引っ越してきた高校生の俊介。転校早々、“ツッパリ”のミネさとトンダからケンカを売られるが、それもいつしか友情へと変わっていった。そこへ仲間のトモを加えた4人はロックという共通の夢で強く結びついていく。やがて、4人はバンドを結成することにするのだが……[4]。
キャスト
片岡俊介:岡本健一
大峰武(ミネさ):成田昭次
戸田務(トンダ):高橋一也
友成拓也(トモ):前田耕陽
片岡沙代:あべ静江
片岡みどり:磯崎亜紀子
大峰和子:内田あかり
秋山:渡辺正行
由美:大寶智子
島崎:魁三太郎
野村先生:内藤剛志
大川先生:清水幹雄
石田先生:諏訪太朗
校長先生:鈴木瑞穂
磯山:寺尾聰
代々木公園の少年たち:光GENJI
青木和代、木村翠、寺島進 ほか
スタッフ
監督:長崎俊一
製作者:ジャニー喜多川、増田久雄
脚本:長崎俊一、北原陽一
原作:吉岡紗千子