『ロックの幻想』
ルー・リード の スタジオ・アルバム
リリース1972年4月
録音ロンドン、モーガン・スタジオ(1971年12月 - 1972年1月)
ジャンルロック
時間38分44秒
レーベルRCAレコード
プロデュースリチャード・ロビンソン
専門評論家によるレビュー
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ロックの幻想
(1972年)トランスフォーマー
(1972年)
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『ロックの幻想』(原題: Lou Reed)は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの元メンバーであるルー・リードが、1972年に発表した初のソロ・アルバム。 1970年8月にヴェルヴェット・アンダーグラウンドを脱退したリードは、音楽業界を引退してタイピストとして働き、1971年には詩やエッセイも発表していた[2]。しかし、1971年末には、復活作となる本作のレコーディングに入る。 収録曲の大半は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代に録音されていた未発表曲を改作したもので、本作で初めて録音されたのは「ゴーイング・ダウン」「ベルリン」「ワイルド・チャイルド」の3曲のみである[2]。残り7曲のヴェルヴェット・アンダーグラウンドによるヴァージョンは、『VU』(1985年)、『Another View』(1986年)、『Peel Slowly and See』(1995年)といったコンピレーション・アルバムや、アルバム『ローデッド』(1970年)のデラックス・エディション盤『Fully Loaded』(1997年)で順次発表されていった。 レコーディングはロンドンで行われ、当時イエスのメンバーだったスティーヴ・ハウとリック・ウェイクマンも参加している。 「ベルリン」は、リードが1973年に発表したサード・アルバム『ベルリン』にも別ヴァージョンが収録された。 特記なき楽曲はルー・リード作詞・作曲。
解説
収録曲
Side 1
アイ・キャント・スタンド・イット - I Can't Stand It - 2:33
ゴーイング・ダウン - Going Down - 2:52
ウォーク・アンド・トーク・イット - Walk and Talk It - 3:37
リサ・セッズ - Lisa Says - 5:32
ベルリン - Berlin - 5:12
Side 2
アイ・ラヴ・ユー - I Love You - 2:16
ワイルド・チャイルド - Wild Child - 4:39
ラヴ・メイクス・ユー・フィール - Love Makes You Feel - 3:09
ライド・イントゥ・ザ・サン - Ride into the Sun (Lou Reed, John Cale, Sterling Morrison, Maureen Tucker) - 3:14
オーシャン - Ocean - 5:03
参加ミュージシャン
ルー・リード - ボーカル、ギター
カレブ・クエイ - ギター、ピアノ
スティーヴ・ハウ - ギター
ポール・キーオ - ギター
リック・ウェイクマン - ピアノ
レス・ハードル - ベース
ブライアン・オジャーズ - ベース
クレム・カッティーニ - ドラムス、パーカッション
ケイ・ガーナー - バッキング・ボーカル
ヘレン・フランシス - バッキング・ボーカル
脚注^ ⇒Lou Reed - Lou Reed : Awards - AllMusic
^ a b 2006年再発CD(BVCP 20018)ライナーノーツ(デヴィッド・フリック、翻訳:野村伸明)
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