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出典検索?: "ロス:タイム:ライフ"
『ロス:タイム:ライフ』は、筧昌也の原案・監督による映像作品。これまでにショートフィルム、連続テレビドラマ、ケータイドラマにて制作されている。 死を迎えることになった選手(=主人公)の前に、突如、謎の審判団(サッカーの審判をモチーフとしている)が現れる。死の直前に時が止まり、それまでの人生の中でのロスタイム(無駄遣いしてきた時間)が提示され、選手に与えられる。オープニングタイトルの電光掲示板にも、選手に与えられるロスタイムの時間が表示されている。 基本的には、サッカーのルールを基盤においたワンアイディアストーリーで、一話完結型のドラマである。このアイディアは「最後に、やり残したことをやれる時間を与えられたら、何をしたいのか」という問いを死者に対して突きつけ、それぞれの死者の思いを描き出せる枠組みを提供するものである。その枠組みに沿って、それぞれの節が展開される。 必ずしも明確なエンディングが与えられるわけではなく、ヌーヴェルヴァーグあるいはアンチロマンな枠組みという要素も強い。それもまた、観客に物語りの解釈を投げる、ある意味マニアックな構造であるといえる。 もともとは、2003年に制作されたショートフィルム作品である。2008年にフジテレビ系列でテレビドラマ化された際には、毎回1話完結のオムニバス形式ストーリーとなっており、それぞれ主演が異なった。 温水洋一のみ、ショートフィルム版を除く全節に共通して出演する。またテレビドラマ版第2節の小山慶一郎、第3節の友近はこの作品がテレビドラマ初主演となる。第8節主演の真木よう子は『SP 警視庁警備部警護課第四係』に続き、同時間枠2作連続出演。 原案・脚本・チーフ演出を務める筧昌也が連続ドラマの演出を務めるのは、『ユキポンのお仕事』以来となる。また、鈴井貴之はテレビドラマ初演出である。 なお本放送とは別に、4月12日・19日の2週にわたり、温水洋一演じる尾元勇蔵に関わる2人の人物が登場する追加試合が“特別版”として放送された。 2008年2月20日には書籍化したものが発売され、8月20日にはDVD-BOX(ポニーキャニオン、PCBC-61400)が発売された。また、フジテレビ On Demandにてネット配信されている。 2009年には、KDDIとロボットの共同で本作品の新作が制作された。EZチャンネルプラス「LISMO Channel」やLISMO Video Storeなどで、同年4月13日より配信された。 2003年製作。上映時間9分。BS-i(現BS-TBS)・BSフジ共同制作のショートフィルム企画「68FILMS」の中で、「美少年Hi!」レーベルの第8話として放送。 2005年製作。上映時間14分。映画『美女缶』のDVDに映像特典として収録。 ロス:タイム:ライフ
概要
ショートフィルム
ロス:タイム:ライフ
出演:虎牙光揮(修一)、中村麻美(りさ)、新宿ミサイル
監督・脚本:筧昌也
音楽:水野修一
制作:BS-i
ロス:タイム:ライフ2
出演:吉居亜希子(ユミコ)、新宿ミサイル(審判団)ほか
監督・脚本:筧昌也
共同脚本:小林雄次
音楽:岡田修
制作:バディーズ
テレビドラマ
Life in additionaltime
ジャンルテレビドラマ
脚本スタッフを参照
演出筧昌也
鈴井貴之
大木綾子
冨士川祐輔
永山耕三
出演者瑛太
小山慶一郎
友近
上野樹里
伊藤淳史
田中直樹
常盤貴子
真木よう子
大泉洋