ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の政党ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国共産党
Коммунистическая партия Российской Советской Федеративной Социалистической Республики
党旗として用いられたロシア共和国の国旗
第一書記イワン・ポロスコフ(初代)
ワレンチン・クプツォフ
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国共産党(ロシア・ソビエトれんぽうしゃかいしゅぎきょうわこくきょうさんとう、ロシア語: Коммунистическая партия Российской Советской Федеративной Социалистической Республики)、通称ロシア共産党(ロシアきょうさんとう)[1]は、ソ連末期の1990年6月にロシア・ソビエト連邦社会主義共和国で結成された共産主義政党である[2]。
結成後はソビエト連邦共産党の全組織中、約58パーセントの党員を確保し、ミハイル・ゴルバチョフ書記長に対する党内保守派の中核のひとつとなった[3]。
なおロシア共産党結成前は、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国においてはソビエト連邦共産党が直接活動していた[4]。 ソ連共産党のロシア共和国における支部という位置づけで、当初は党内保守派が結成を主導したが、後にゴルバチョフが推すグループも加わり、激しい人事争いが行われた。その結果、第一書記に保守派のイワン・ポロスコフが選出された。しかし、1991年のロシア共和国大統領選挙で党の推すニコライ・ルイシコフ元ソ連首相が大敗し、ポロスコフは解任、穏健派のワレンチン・クプツォフ
ロシア共産党の結成
その直後に8月クーデターが発生するが失敗に終わったため1991年8月25日、ロシア共和国のボリス・エリツィン大統領はロシア共産党の活動の一時停止を定めた法令を出し、また同党の資産を没収した。