ロシアの経済地区（ロシアのけいざいちく、ロシア語: экономи?ческие райо?ны、ekonomicheskiye rayony、単数形はekonomichesky rayon、英語:economic regions）は、ロシア連邦の地域区分のひとつ。

ロシア全土を以下の基準によって、11の地区に分けた。カリーニングラード州はどの経済地区にも属しておらず、単独の経済地区と見なすこともできる。

共通する経済社会目標と開発プログラムへの参加

経済状況、ポテンシャル

気候、環境、地理（地形）

建築、建造物に関する技術検査基準

関税

人口

なお、連邦構成主体は、複数の経済地区にまたがって所属することはできない。経済地区は、また、「経済地帯」（経済ゾーン、しばしばマクロゾーンと呼ばれる）に分類できる。一つの経済地区は複数の経済地帯から成る。経済地区、経済地帯の改廃設置はロシア連邦政府の権限である。経済地区の区分は、連邦管区の区分とは異なり、前者が経済的、統計を目的としているのに対して、後者は純粋に行政上の目的で設置されている。
経済地区の一覧・構成

以下は経済地区と構成する連邦構成主体の一覧である。[1]経済地区は人口によって区分される。

中央経済地区 (Центральный, Tsentralny)

ブリャンスク州

イヴァノヴォ州

カルーガ州

コストロマ州

モスクワ（連邦市）

モスクワ州

オリョール州

リャザン州

スモレンスク州

トゥーラ州

トヴェリ州

ヴラジーミル州

ヤロスラヴリ州


ウラル経済地区 (Уральский, Uralsky)

バシコルトスタン共和国

チェリャビンスク州

クルガン州

オレンブルク州

ペルミ地方

スヴェルドロフスク州

ウドムルト共和国


北カフカース経済地区 (Северо-Кавказский, Severo-Kavkazsky)

アディゲ共和国

チェチェン共和国

ダゲスタン共和国

イングーシ共和国

カバルダ・バルカル共和国

カラチャイ・チェルケス共和国

クラスノダール地方

北オセチア共和国

ロストフ州

スタヴロポリ地方


ヴォルガ経済地区 (Поволжский, Povolzhsky)

アストラハン州

カルムイク共和国

ペンザ州

サマラ州

サラトフ州

タタールスタン共和国

ウリヤノフスク州

ヴォルゴグラード州


西シベリア経済地区 (Западно-Сибирский, Zapadno-Sibirsky)

アルタイ地方

アルタイ共和国

ケメロヴォ州

ハンティ・マンシ自治管区

ノヴォシビルスク州

オムスク州