「ロコ・モーション」のその他の用法については「ロコモーション」をご覧ください。
「ロコ・モーション」
リトル・エヴァ の シングル
B面あたしの彼
リリース1962年6月
ジャンルポップス、R&B
時間2分27秒
レーベルディメンション・レコード
作詞・作曲ジェリー・ゴフィン、キャロル・キング
プロデュースジェリー・ゴフィン
ゴールドディスク
ゴールドディスク
チャート最高順位
第1位(ビルボード・Billboard Hot 100)
リトル・エヴァ シングル 年表
ロコ・モーション
(1962年)キープ・ユア・ハンズ・オフ・マイ・ベイビー
(1962年)
ミュージックビデオ
「The Loco-Motion」
「ロコ・モーション」("The Loco-Motion")は、アメリカ合衆国のミュージシャン、リトル・エヴァが1962年にリリースしたシングル。作詞はジェリー・ゴフィン、作曲はキャロル・キング、編曲はラリー・ノレッド(英語版)。
ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では359位にランクされている[1]。 『ビルボード (Billboard)』誌では、1962年8月25日に、週間ランキング第1位を獲得。『ビルボード』誌1962年年間ランキングでは第19位。 従来からの定説:リトル・エヴァはガール・グループ「ザ・クッキーズ」の紹介で、ジェリー・ゴフィンとキャロル・キング夫妻のベビーシッターの仕事を得る。そこで2人の子供をあやしながら唄っているのを耳にした夫妻が曲を書いてデビューさせた。 一方、キャロル・キング自身がナショナル・パブリック・ラジオ (NPR)のインタビューで答えた話は次の通りである(こちらが事実であろう)。
解説
ジェリー・ゴフィンとキャロル・キングはリトル・エヴァの歌手としての素質を見抜いていた。「ザ・ロコ・モーション」は本来「ディー・ディー・シャープ」に提供予定だった。しかし、リトル・エヴァにデモ録音させたところ、完成度が高かった。それで、デモ録音をそのままリリースしたという。
尚、このキャロル・キングのインタビューはリトル・エヴァの他界(2003年)後に放送された。
カヴァー版
シルヴィ・ヴァルタン - 1962年、フランス語でカヴァーされた。
シェリー・フェブレー - 1962年のアルバム『The Things We Did Last Summer
伊東ゆかり - 1962年にカヴァー(日本語詞:あらかはひろし)。アメリカ版との違いは原曲を日本語に訳したり一部曲調を変更した程度である。
ザ・ベンチャーズ - 1963年発表のアルバム『ダンスパーティー (Going To The Ventures Dance Party)』でカヴァー。
ザ・バンチ(The Bunch) - 1972年発表のアルバム『ロック・オン(Rock On)』でカヴァーされた。リード・ボーカルはリンダ・トンプソン(Linda Thompson)で、録音時は結婚前でリンダ・ピーターズ(Linda Peters)。
ゴールデン・ハーフ - 1973年に「ゴールデン・ハーフのロコモーション」として日本語でカヴァー。
グランド・ファンク(Grand Funk) - 1974年にハードロック調にカヴァーした。グランド・ファンクのカヴァー曲は、ビルボード誌で、1974年5月4日に、週間ランキング第1位を獲得した。ビルボード誌1974年年間ランキングでは第6位だった。ビルボード誌の集計では、グランド・ファンク・レイルロード時代を含めて、グランド・ファンク最大のヒット曲となった。
キャロル・キング - 1980年発表のアルバム『Pearls: Songs of Goffin and King』でセルフ・カヴァー。
エマーソン・レイク・アンド・パウエル - 1986年に同名アルバムのボーナストラックにてインストゥルメンタルでカヴァー。
スチュワート&ガスキン - 1986年にシングルとしてカヴァー。
Mi-Ke - 1993年のアルバム『甦る60’s 涙のバケーション』でカヴァー。
アトミック・キトゥン - 2000年に公開された映画、『きかんしゃトーマス 魔法の線路』に使用された。