ロキ_(マーベル・コミック)
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Loki
トム・ヒドルストン演じるロキ
出版の情報
出版者マーベル・コミック
初登場Venus #6 (1949年8月)
Journey into Mystery #85 (1962年10月、現在の設定)
クリエイタースタン・リー
ラリー・リーバー
ジャック・カービー
作中の情報
本名ロキ・ラウフェイソン
所属チームActs of Vengeance
Cabal
マイティ・アベンジャーズ
著名な別名god of Lies and Mischief, God of Evil, Loki Odinson, Scarlet Witch, Serrure
能力神秘的な力、
テレパシー
透視
変身
瞬間移動
飛行、
怪力
耐久、
長寿、
天才的知性

ロキ(Loki)は、マーベル・コミックの出版作品に登場する架空のキャラクターで、アンチヒーロー、スーパーヴィランである。スーパーヒーローのマイティ・ソーの義兄弟で宿敵として知られ、北欧神話同名の神をベースとしている。初登場は Venus #6 (1949年8月)であり、後にスタン・リー(ライター)、ラリー・リーバー(スクリプター)、ジャック・カービーペンシラー)によって再創造された。

2009年、ロキはIGNによる8th Greatest Comic Book Villain of All Timeにランクインした[1]
出版史

ロキはタイムリー・コミックスの Venus #6 (1949年8月)で初登場し、そのときは冥界に追放されるオリンポス神のひとりとして描かれた。マーベルで公式に登場したのは Journey into Mystery #85 (1962年10月)で、スタン・リーラリー・リーバージャック・カービーによって再創造された。ロキはその後も、Journey Into Mystery 、『ソー』、『アベンジャーズ』、その他のマーベル・ユニバース作品に登場するようになった。

マーベルは、ロバート・ロディによる全4号のミニシリーズ『ロキ』(2004年7-10月)を出版した[2]

マイティ・ソーがシフやバルダーと共にアースガルズでの冒険する姿を描いた Thor: Son of Asgard #1-9 (2004年)にも登場した。

ロキが重要な役割を果たした "Dark Reign" に続いて、マーベルはロベルト・アギーレ=サカサ原作、セバスチャン・フィウマーラ作画によるリミテッド・シリーズ『ロキ』を開始した[3][4]

ロキは、マット・フランクション原作、パトリック・ザーチャー作画の Thor: Ages of Thunder でも登場する。それでは過去のラグナロクからソーとアスガード人の物語が描かれる[5]
キャラクター経歴.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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アスガルドのオーディンがストーム・ジャイアントとの戦いでローフェイ王を倒した後、要塞の中で一人の子供を発見した。その子こそがロキで、以後オーディンの養子として育てられることとなった。
成長

幼年期から青春時代まで、ロキは自分とソーに対するアスガルドの市民の扱いの違いに苛立っていた。アスガルド人は戦いにおいてなによりも強大な力、不屈の心、勇気を重要視しており、ロキはこれら全てが兄のソーより明らかに劣っていた。だがロキは他の分野、特に魔術に長けていた。成人し、「邪神」となった彼はやがて何世紀にもわたって、アスガルド支配の為にソーを追い出そうとした。ソーが言うように幼少期から何度もソーを殺そうとしたことがある。しかし幼少期はソーと兄弟らしく仲良く遊んでいたこともあったようだ。
地球のヒーローとの戦い

ロキの陰謀はやがて地球を巻き込むようになり、そしてしばしばアスガルドから地球へやってきてヒーロー達と戦った。初めて地球で直接戦ったのはソーである[6]。次に、ハルクを操作して暴れさせるが、これがヒーロー達を結束させ、アベンジャーズを設立させるきっかけとなる[7]
パワーと能力

ロキはフロスト・ジャイアンツの末裔として知られるが、そびえるような大男ではない。彼は他のアスガルドの超人たちと同じく、超人的な力や耐久力を持っている。

ロキは魔法に関する様々な訓練を積んでおり、多くの目的のために不思議な力を使用する。エネルギーを射出、超人的な能力を生物や無生物に与える、自分自身の体力を一時増加させる、飛行、催眠術、異次元へ瞬間移動である。

ロキの不思議な能力は、アスガルドで最も熟練した魔女であるカーニラのものと等しいと記述されている[8][9]。彼は都市規模で幻惑能力を広げることができ[10]、そして最大限に発揮すればアポカリプスの支配からも逃れられるほどであった[11]

またロキは、自分の姿を動物や他の人間、ソーやキャプテン・アメリカのようなヒーローに変えることができる。しかしながら、自分が変化した者の能力までもを獲得するというわけではない[12]
その他のバージョン
ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー

ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの時空(アース691)では、ロキは31世紀の時代で健在である[13]
マーベル・ゾンビーズ

マーベル・ゾンビーズ』の世界では、ロキはゾンビ・アベンジャーズに食い殺される[14]
ミュータントX

『ミュータントX』の世界では、ロキはアイスマンの能力を操作し、他の人間が彼を触れられないほど強力に増幅させた[15]
MCU版

MCUでは、トム・ヒドルストンが演じる[16][17][18][19][20]


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