レント_(映画)
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RENT/レント
Rent
監督
クリス・コロンバス
脚本スティーヴン・チョボスキー(英語版)
原作『レント
ジョナサン・ラーソン
製作ジェーン・ローゼンタール
ロバート・デ・ニーロ
クリス・コロンバス
マイケル・バーナサン(英語版)
アラン・S・ゴードン
マーク・ラドクリフ
製作総指揮ケヴィン・マックコラム
ラタ・ライアン
出演者ロザリオ・ドーソン
テイ・ディグス
ウィルソン・ジャメイン・ヘレディア
ジェシー・L・マーティン
イディナ・メンゼル
アダム・パスカル
アンソニー・ラップ
トレイシー・トムズ
音楽ジョナサン・ラーソン
撮影スティーヴン・ゴールドブラット
編集リチャード・ピアソン
製作会社レボリューション・スタジオズ(英語版)
1492ピクチャーズ
トライベッカ・プロダクションズ(英語版)
配給 コロンビア ピクチャーズ
ブエナビスタ
公開 2005年11月23日
2006年4月29日
上映時間135分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$40,000,000[1]
興行収入 $31,670,620[1]
$29,077,547[1]
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『RENT/レント』(Rent) は、2005年にアメリカ合衆国で製作されたミュージカル・ドラマ映画。クリス・コロンバスが監督を務めた。ジャコモ・プッチーニオペララ・ボエーム』を原作としたブロードウェイ・ミュージカル『レント』の映画化である。複数のボヘミアンの命、薬物、レント(家賃)の支払いへの悩み、そしてエイズの陰で生きる人生について描いている。1989年から1990年、ニューヨークマンハッタンイースト・ヴィレッジを舞台にしている。オリジナル・ブロードウェイ・キャストのうち6名が同じ役で出演している。
あらすじ

1989年のクリスマス・イヴ、映画監督を目指すマーク・コウエンとルームメイトのロジャー・デイヴィスは旧友で大家のベニー・コフィン3世からこれまで見逃していた家賃を支払うよう要求される("Rent")。元ルームメイトのトム・コリンズが現れるが強盗に遭う。ベニーはマークとロジャーに、近隣からホームレスを立ち退かせてサイバー・スタジオを建てるつもりだと語る("You'll See")。ベニーはマークの元彼女モーリーンに抗議活動をやめさせれば家賃を無料にすると語るがマークとロジャーはこれを拒否する。

ストリート・ドラマーのエンジェルは怪我をしたコリンズを見つけ、お互いがエイズであることを知るとより親密になる。HIV陽性で元薬物中毒者のロジャーは自分の最後の大作の作曲を試みている("One Song Glory")。階下に住むストリッパーでヘロイン中毒者のミミがロジャーのもとを訪れる("Light My Candle")。

クリスマス当日、コリンズとドラァグクイーンの恰好をしたエンジェルがプレゼントを持ってマークとロジャーのもとを訪れる("Today 4 U")。コリンズとエンジェルはマークとロジャーをエイズ支援団体ライフ・サポートへの参加を勧める。ロジャーは断るが、マークはモーリーンの音響の修理が終わったら行くと告げる。マークはモーリーンの新しい彼女であるジョアンヌと出くわし、2人はモーリーンの浮気癖について意気投合する("Tango: Maureen")。マークはライフ・サポートに参加し("Life Support")、HIV/エイズと戦う人々についてのドキュメンタリーを撮影する。

ミミはロジャーのもとを訪れる("Out Tonight")。元彼女をHIV/エイズで亡くしたロジャーは、薬物を手にするミミを非難して追い出す("Another Day")。翌日、ロジャーはマーク、コリンズ、エンジェルと共にライフ・サポートに参加する("Will I?")。その帰り道、サンタフェへ思いを馳せる("Santa Fe")。ロジャーとマークはモーリーンの抗議活動の準備の手伝いに行き、エンジェルとコリンズは互いの想いを確かめ合う("I'll Cover You")。モーリーンは、結婚してホームレスを締め出すように変わっていったベニーを非難する歌を歌う("Over the Moon")。ベニーは参加者の安全を守るために警察を呼んでいたが、エスカレートして暴動が起きる。その後モーリーンは仲間たちと共にライフ・カフェに移動し、マークが撮影した抗議活動の様子を地元のニュース番組が買い取ったお祝いをする("La Vie Boheme")。ロジャーとミミは互いにHIV陽性であることを明かし、恋に落ちる("I Should Tell You")。キスを交わし、友人たちとお祝いを続ける("La Vie Boheme B")。

1990年の元日、ベニーはアパートに南京錠をかけるが、エンジェルがゴミ箱で殴りつけて壊す。マークとロジャーの部屋の物は全てベニーに撤去されている。マークは抗議活動の録画を売却したニュース番組のバズラインで仕事を得る。モーリーンはケンカの後ジョアンヌにプロポーズするが、婚約パーティでモーリーンが他の女性と仲良くしていたことから別れることになる("Take Me or Leave Me")。元彼女のミミに説得されたベニーはマークらにアパートの部屋を返す。ミミを信用できなくなったロジャーは別れを告げる("Without You")。エンジェルの体調が悪化し、コリンズの腕の中で亡くなる。エンジェルの葬式でそれぞれが口論となり別々の道を歩む("I'll Cover You-Reprise/Goodbye Love")。

ロジャーは自身のギターを売却して車を購入し、サンタフェに移住する。しかしミミが忘れられず戻ってくる。マークはバズラインを辞め、自分が希望する映画を撮ることにする("What You Own")。クリスマス・イヴ、マークとロジャーはコリンズと再会し、コリンズは見知らぬ人の口座の暗証番号が「ANGEL」だったと明かす。ジョアンヌとモーリーンが失踪していたミミを路上で瀕死の状態で見つける。ミミとロジャーは仲直りをし、ロジャーはこの1年かけて作曲した曲を歌う("Finale A/Your Eyes")。ミミは死の境をさまようが、急に息を吹き返す。ミミは光に向かって歩いていたが、エンジェルから戻るように諭されたと語る。マークのドキュメンタリーが初公開され、一同は「今日という日は二度と来ない」(No Day but Today)と実感する("Finale B")。
キャスト

※括弧内は日本語吹替(Netflixにて配信)

マーク・コウエン - アンソニー・ラップ内匠靖明): ユダヤ人映画監督。ロジャーのルームメイト。交際していたモーリーンがジョアンヌに心変わりして捨てられる。

ロジャー・デイヴィス - アダム・パスカル前田一世): HIV陽性、元薬物依存症のロック・ミュージシャン。ミミの恋の相手。

ミミ・マーケス - ロザリオ・ドーソン武田華): HIV陽性、ヘロイン中毒のストリッパー。ロジャーの恋の相手。

トム・コリンズ - ジェシー・L・マーティン田中美央): エイズにかかっており、アナキズムでバイセクシャルの哲学教授。モーリーン、ロジャー、マーク、ベニーの元ルームメイト。エンジェルの恋の相手。

エンジェル・ダモット・シュナード - ウィルソン・ジャメイン・ヘレディア村瀬歩): ドラァグクイーン、ストリート・ミュージシャン。エイズに苦しんでいる。コリンズの恋の相手。

モーリーン・ジョンソン - イディナ・メンゼル大室佳奈): バイセクシャルのパフォーマンス・アーティスト。マークの元彼女で、ジョアンの彼女。

ジョアンヌ・ジェファーソン - トレイシー・トムズ横山友香): レズビアンでハーバード大学卒の弁護士。モーリーンの恋の相手。

ベニー・コフィン3世 - テイ・ディグス津田健次郎): マークとロジャーの住む建物の大家。コリンズ、ロジャー、モーリーン、マークの元ルームメイト。

製作

スーパー35mmフィルムで撮影されている。

いくつかの外観は実際にニューヨークで撮影された。

ライフ・カフェのシーンは
カリフォルニア州アラメダの倉庫で撮影された。

イースト・ヴィレッジはワーナーブラザーズの屋外撮影所で撮影された。

内装および他の外観はサンフランシスコで撮影された。

追加の外観はサンディエゴで撮影された。


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