レンゲツツジ
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レンゲツツジ
レンゲツツジ
分類

:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 angiosperms
階級なし:真正双子葉類 eudicots
階級なし:キク類 asterids
:ツツジ目 Ericales
:ツツジ科 Ericaceae
:ツツジ属 Rhododendron
:トウレンゲツツジ Rhododendron molle
亜種:レンゲツツジ
subsp. japonicum

学名
Rhododendron molle (Blume) G.Don subsp. japonicum (A.Gray) K.Kron (1993)[1]
シノニム


Rhododendron molle (Blume) G.Don var. glabrius Miq. (1863)[2]

Rhododendron japonicum (A.Gray) Suringar (1908)[3]

和名
レンゲツツジ(蓮華躑躅)
英名
Japanese azalea

レンゲツツジ(蓮華躑躅[4]学名: Rhododendron molle subsp. japonicum)はツツジ科ツツジ属落葉低木有毒植物和名は、枝先に輪をなすようにつく花の様子が蓮華に見えることから名付けられたという[4]。「ウマツツジ」「ベコツツジ」などの別名もある。庭木としてもよく利用される。花は朱色で、黄色の種類にキレンゲツツジがある。
分布・生育地

日本の北海道南西部から、本州四国九州まで分布する[5][4]。高原などに生え、日当たりのよい草原や湿地にしばしば群生する[5][4]
特徴

落葉広葉樹低木で、高さ1 - 2メートル (m) になる[4]。株立ちして、よく枝分かれして、こんもり茂る[5]樹皮は灰褐色から茶褐色をしていて、浅い縦筋が入る[6]。成木になると樹皮は薄く剥がれるようになる[6]互生し、長さ5 - 10センチメートル (cm) の倒披針形をしている[4]。秋に、葉は黄色から赤色を帯びて紅葉し、目立つようになる[5][6]

花期は春(4 - 6月)[4]。落葉性のツツジの仲間で、新葉が出てくると同時にが咲く[4]。前年枝の先に短い総状花序を出して、2 - 8個の花をつける[4]。花は直径5 - 6 cmほどのロート状で、花色は朱橙色が多く、場所によって濃淡があり濃紅色のものもある[4]。花が鮮黄色の品種に、キレンゲツツジ(学名: Rhododendron molle subsp. japonicum f. flavum[7])がある[4]

果期は10 - 11月。果実は長さ2 - 3 cmの円筒状の刮ハで、熟すると5裂して小さな種子を飛ばす[6]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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