レベッカ
Rebecca
ポスター(1939)
監督アルフレッド・ヒッチコック
脚本ロバート・E・シャーウッド
『レベッカ』(Rebecca)は、アルフレッド・ヒッチコック監督による1940年のアメリカ合衆国のサイコスリラー映画(英語版)。英国で活動していたヒッチコックの渡米第一作。出演はジョーン・フォンテインとローレンス・オリヴィエなど。ダフニ・デュ・モーリエの小説『レベッカ』を原作とし、制作はセルズニック・プロ、米国内配給はユナイテッド・アーティスツが担当。第13回アカデミー賞にてアカデミー賞最優秀作品賞・撮影賞(白黒部門)の2部門を獲得。
日本での公開は1951年4月。オリジナル上映時間は130分。目次 ヴァン・ホッパー夫人の付き人(レディズ・コンパニオン)としてモンテカルロのホテルにやってきた「わたし」は、そこでイギリスの大金持ちであるマキシムと出会い、2人は恋に落ちる。マキシムは1年前にヨットの事故で前妻レベッカを亡くしていたのだが、彼女はマキシムの後妻として、イギリスの彼の大邸宅マンダレイ
1 ストーリー
2 キャスト
2.1 日本語吹替
3 製作
4 DVD
5 作品の評価
5.1 映画批評家によるレビュー
5.2 受賞歴
6 脚注
6.1 注釈
6.2 出典
7 関連項目
8 外部リンク
ストーリー
レベッカの死に関する審問が始まる。レベッカの船の整備を請け負っていた船大工のタブの調査により、レベッカの船には意図的に中から穴が空けられていたことが判明する。レベッカの「従兄(cousin)」と称する愛人だったジャックはレベッカが自殺するなど考えられないことからマキシムによる殺害の可能性をちらつかせてマキシムに金を無心する。マキシムはジャックの脅迫を跳ね除け、逆にジャックを告発しようとする。慌てたジャックはレベッカが自分の子を妊娠し、死の当日に医師の診察を受けていたことを明かす。ところが、その医師の証言により、レベッカは妊娠していたのではなく、不治の癌に冒されていたことが明らかになり、レベッカの死は自殺によるものと断定される。実は、自殺を決めたレベッカは自らの病を隠したままマキシムに自分を殺させようとしていたのである。レベッカによる呪縛からようやく解き放たれた2人だったが、現実を受け入れられずに狂ったダンヴァース夫人によって屋敷は火をつけられ、彼女とともに焼け落ちて行く。 役名俳優日本語吹替
キャスト
わたし: ジョーン・フォンテイン - ド・ウィンター夫人となった女性。
マキシム・ド・ウィンター: ローレンス・オリヴィエ - マンダレイ(英語版)の主人。
ダンヴァース夫人(英語版): ジュディス・アンダーソン - マンダレイの家政婦長。
ジャック・ファヴェル: ジョージ・サンダース - レベッカの従兄で愛人。
フランク・クローリー: レジナルド・デニー - マキシムの不動産管理人で友人。
ベアトリス・レイシー: グラディス・クーパー - マキシムの姉。
ジャイルズ・レイシー少佐: ナイジェル・ブルース - ベアトリスの夫。
ジュリアン大佐: C・オーブリー・スミス - 警察管区長。
ベン: レオナルド・キャリー(英語版) - マンダレイの海岸の隠遁者。精神を病んでいる。
タブ: ラムスデン・ヘイア(英語版) - 船大工。レベッカの船の整備を担当。
フリス: エドワード・フィールディング(英語版) - マンダレイの最も古株の執事。
イーディス・ヴァン・ホッパー夫人: フローレンス・ベイツ(英語版) - 「わたし」の雇い主。
ベイカー医師: レオ・G・キャロル - レベッカの主治医。
日本語吹替
NETテレビ版PDDVD版N.E.M.版[2]
わたしジョーン・フォンテイン武藤礼子本田貴子早見沙織
マキシムローレンス・オリヴィエ家弓家正小山力也三木眞一郎