レフト・バンク(The Left Banke)は、アメリカ合衆国のバンド。ビートルズ、ゾンビーズなどのブリティッシュ・ビートから影響を受けた演奏スタイルに加え、クラシカルなストリングスのアレンジはバロック・ポップと形容された。 1964年にマイケル・ブラウンを中心とし、キャッスルズというバンドを結成。その後バンド名をレフト・バンクに変え、マーキュリーレコード傘下のスマッシュ・レーベルと1966年に契約する。そして、同年に「いとしのルネ (Walk Away Renee
略歴
非常に短期間の活動であったが、ストリングスを多用した甘美なサウンドはインディー・ポップ系アーティストに影響を与えており、エリオット・スミス、ブルートーンズ、マシュー・スウィート、タヒチ80らが彼らの楽曲をカバーしている。日本人では、1979年に米国進出したピンク・レディーが、米国市場向けに出したシングル「Kiss In The Dark」のB面に「Walk Away Renee」のカバーを収録している。
メンバー
マイケル・ブラウン(キーボード)
スティーヴ・マーティン(ボーカル)
トム・フィン(ベース)
ジョージ・キャメロン(ドラム)
リック・ブランド(ギター)
ディスコグラフィー
Walk Away Renee/Pretty Ballerina(1967)
The Left Banke, Too(1968)
Strangers on a Train(1978)
There's Gonna Be a Storm: The Complete Recordings 1966-69 (1992)
関連項目
バート・ソマー
アラン・メリル