レフェリー
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クリケットの球審

審判員とは、スポーツの試合をルール(競技規則)に則って厳密かつ円滑に進行・成立させる役割を担い、判定を下す人物を指す。

審判員の呼称は各競技によって異なり、行司、レフェリー[1]:Referee)やアンパイア(英:Umpire)などの呼称が用いられる。

試合を円滑に進行させるため複数の審判員によって審判団が構成される場合、その審判団の責任者となる審判員を主審といい、他の審判員は副審と呼ばれる。このときレフェリーは主審を指して用いられ、副審を指す呼称としてアシスタント・レフェリー(英:Assistant referee)が用いられる。審判員をレフェリーと呼ばない競技では、主審はチーフ・アンパイア(Chief umpire)と呼ばれる。各競技における審判員の呼称について、詳細はこの記事の各競技についての項目や、各競技の記事を参照。
目次

1 概要

2 各競技における審判員

2.1 野球・ソフトボール

2.2 サッカー

2.3 ラグビー

2.4 アメリカンフットボール

2.5 アイスホッケー

2.6 ハンドボール

2.7 バレーボール

2.8 バスケットボール

2.9 テニス

2.10 ソフトテニス

2.11 ボクシング

2.12 プロレス

2.13 大相撲

2.14 競馬

2.15 モータースポーツ


3 スポーツの審判を巡る騒動

3.1 競馬の審判を巡る騒動


4 脚注

5 外部リンク

概要

審判員は競技の進行や判定など、競技の実施にあたって強大な権限を有し、チームの監督や選手は審判員の判定に従わなければならない。それゆえに、その職責は重大であり、競技規則に対する知識や競技を判定するために必要な能力はもちろん、強い責任感や忍耐力、集中力などが要求される。バレーボールテニスなどネット型以外の球技では運動能力(特に脚力)も要求される。

審判員が一度下した判定は、よほどのことがない限り覆されることはない。しかし一方で、審判員が下した判定が正当なものであったかどうかについての疑義の声が全く上がらないというわけでもない。事実、競技によっては競技場が広大であったり、競技の展開が高速であるため、より正確な判定のためにはさまざまな角度から状況を確認する必要があったりするなど、審判員一人で判定を行うことが困難(判定の精度に欠ける)であることもある。そのため、多くの競技では複数の審判員を配置してその任に当たることとしている。

しかし、それでも判定に疑問があるという声が上がる場合もあり、試合中や試合後に、競技を管轄する協会・連盟などの管理団体に裁定を求めることもある。審判員が不正に加担したのではないかという、八百長疑惑が追及されるケースもある。
各競技における審判員

多くの競技では、一人の主審と複数の審判員で構成される審判団が、協議の審判を行う。
野球・ソフトボール詳細は「審判員 (野球)」および「プロ野球審判員」を参照 野球の球審

球審、塁審、外審、(控え審判員)などで審判団を構成する。野球の審判員を表す英語は「referee」ではなく「umpire」である。一般に球審を指して主審ということがあるが、審判団によっては責任審判員が球審以外の審判員である場合もある。
サッカー詳細は「審判員 (サッカー)」を参照 サッカー第4の審判員

主審(Referee)、副審(Assistant referee、かつては線審Linesmanと呼ばれていた)、第4の審判員(Fourth official)で審判団が構成されている。


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