レディ・キラーズ
The Ladykillers
監督イーサン・コーエン
ジョエル・コーエン
脚本イーサン・コーエン
ジョエル・コーエン
ウィリアム・ロス
『レディ・キラーズ』(原題: The Ladykillers)は、2004年製作のアメリカ映画。コーエン兄弟制作のコメディ映画。頭脳明晰な犯罪者と敬虔な老婦人の「対決」を描く。 1955年製作のイギリス映画『マダムと泥棒』のリメイクである。ただし、物語の舞台は1950年代のロンドンから現代のミシシッピ州に変更されている。オリジナル版はコーエン兄弟の好きな映画だったとされる[2]。 当初は、長年コーエン兄弟制作映画で撮影監督を務めてきたバリー・ソネンフェルドが監督を担当するはずだった。しかしソネンフェルドが企画から身を引いたため、コーエン兄弟が代わりに監督することになったという[2]。監督をすることはなかったものの、ソネンフェルドはプロデューサーの一人として映画にクレジットされている。これまでコーエン兄弟制作映画では兄のジョエルが監督、弟のイーサンが製作として別々にクレジットされていたが、本作品からは監督・製作共に兄弟による連名となっている。 映画は2004年3月26日に北米公開され、アメリカとカナダで約3900万ドル、それ以外で約3600万ドルの興行収入を挙げた[1]。同年度のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールの候補になったが、マイケル・ムーア監督の『華氏911』に敗れ受賞は出来なかった。マンソン夫人を演じたイルマ・P・ホールは審査員賞を受賞した。 劇中に登場する全ての古典楽器は骨董品ではなく、ジョニー・キャッシュ、ライ・クーダー、ジョージ・ハリスン、エルビス・コステロ、ピート・タウンゼント等々、超大物ミュージシャンに愛されるギター職人ダニー・フェリングトン 敬虔なクリスチャンであるマンソン夫人はミシシッピ州に住む未亡人。彼女の元に「貸し部屋」の張り紙を見つけた、非の打ち所のない態度の紳士が現れる。彼はゴースウェイト・ヒギンソン・ドア博士と名乗り、音楽仲間とともにルネサンス後期の音楽の練習をしたいと言って寝室と地下室を借りる。 しかし、彼は教授と呼ばれる完全犯罪のプロフェッショナルだった。
概要
ストーリー