『レッド』
キング・クリムゾン の スタジオ・アルバム
リリース1974年9月27日 (1974-09-27)
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1974年7月 (1974-07)-8月
オリンピック・サウンド・スタジオ(ロンドン)
ジャンルプログレッシブ・ロック
時間39分56秒
レーベルアイランド・レコード
プロデュースキング・クリムゾン
専門評論家によるレビュー
Allmusic link
チャート最高順位
45位(イギリス)
66位(アメリカ)
キング・クリムゾン アルバム 年表
暗黒の世界
(1974年 (1974))
レッド
(1974年 (1974))
USA
(1975年 (1975))
ミュージックビデオ
「Red」 - YouTube
「Starless」 - YouTube
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『レッド』(英語: Red)は、1974年9月27日 (1974-09-27)に発表されたキング・クリムゾンのアルバム。1973年 (1973)の『太陽と戦慄』以来、リーダーのロバート・フリップほか、ジョン・ウェットンとビル・ブルーフォードの3人が核となって活動した時期の最終作。 1974年3月 (1974-03)に6枚目のアルバム『暗黒の世界』発表後、キング・クリムゾンは3月19日から4月2日までヨーロッパ・ツアーを行い、そして4月11日から北米ツアーを敢行した。5月に一時帰国したものの、6月4日からは再びツアーに戻り、7月1日のニューヨークのセントラル・パークまで精力的なステージが繰り広げられた。しかし、会場の音響的な不備やロックならではの大音量などがクラシックをルーツに持つデヴィッド・クロスを疲弊させ、ツアー終了後、脱退してしまった[注釈 1]。しかし、ロバート・フリップ、ビル・ブルーフォード、ジョン・ウェットンの3人体制でアメリカから帰国直後の7月上旬から8月にかけてイアン・マクドナルドやメル・コリンズら元メンバーを加えたりしながら、ロンドンのオリンピック・サウンド・スタジオでレコーディングは行われ、9月27日に本作『レッド』はリリースされた。そして、その直前に、キング・クリムゾン自体の解散がフリップから宣言された[1]。これにより、本作を以て第2期キング・クリムゾンは解散となった。 本作の表題曲「レッド」はディストーション・ギターのハードなリフを前面に押し出した重厚な曲で、従来のキング・クリムゾンの音楽性とは趣向の変化を見せている。即興曲の「神の導き」はプロビデンスのパレスシアターで行なわれた1974年6月30日のライブ録音[注釈 2]。「スターレス」は初期の「エピタフ」や「クリムゾン・キングの宮殿」を彷彿とさせるメロディアスで叙情的な前半部と、サックスとギターによる激しい即興演奏の応酬を聴かせる後半部からなる大作である。
解説
アートワーク