「Red One」と「レッドワン」はこの項目へ転送されています。the music producerについては「RedOne
」を、特撮テレビドラマ『超電子バイオマン』に登場する架空のヒーローについては「超電子バイオマン」を、2023年公開の映画については「レッド・ワン」をご覧ください。この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。
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レッド・デジタル・シネマカメラ・カンパニー
Red Digital Cinema Camera Company種類Private
業種デジタル映画
設立1999年
本社 アメリカ合衆国
カリフォルニア州
レイクフォレスト
主要人物.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}
ジム・ジャナード
Jarred Land
Ted Schilowitz
製品Red One, Epic, Scarlet カメラ
所有者ジム・ジャナード
親会社ニコン(2024年3月 - )
ウェブサイト ⇒red.com
レッド・デジタル・シネマカメラ・カンパニー(英: Red Digital Cinema Camera Company)は2005年設立。米カリフォルニア州レイク・フォレスト市に本社を置き、レッド・ワン(Red One)と呼ばれるデジタル・ビデオカメラの開発会社である。
シネマカメラは解像度が4520×2540に達するスーパー35大のCMOSイメージセンサを用いる。価格は17500ドル、低予算で高解像度のデジタルシネマの製作会社向けを想定している。全米放送事業者協会(NAB)(2008年4月開催)ではその全貌が明らかになった。
レッド・デジタル・シネマカメラ・カンパニーは1999年、スポーツ・サングラスメーカーのオークリーの創業者であり、無類のカメラ蒐集家でもあったジム・ジャナードにより設立された。ジャナードは2007年11月にイタリアに本社を置く世界最大の眼鏡メーカー、ルクソティカにオークリーを約2,000億円で売却。「余生はデジタルカメラビジネスに集中する」と公言している。
2013年8月19日、創業者のジム・ジャナードが引退を表明。
2024年、ニコンが子会社にした[1]。
概要REDによる撮影の様子ISS長期滞在(ISS-56)時にHelium 8Kカメラで内部を撮影するリチャード・アーノルド(英語版)
レッド・デジタル・シネマカメラ・カンパニーの主力商品が「RED」シリーズのデジタルシネマカメラである。このカメラは最低スペックとして4K DCI(4096x2160)のデジタルシネマ規格に対応している事が最大の特徴である。発売当初、この画質をREDと同価格で得る方法は皆無であり、発売と同時に主に映画作品において重用されている。
ジム・ジャナードはREDを「Digital Still and Motion Camera」というコンセプトの元開発しており、REDが撮影する映像は「動画ファイル」ではなく「秒24コマ以上で連続撮影される高解像度の静止RAW画像ファイル」であるとしている。この考え方は従来のシネマカメラよりもフィルムカメラに近いコンセプトであり、また撮影するものは純然たる静止圧縮RAW画像である為、ポスター広告などのグラフィックに対して使用する事も想定されている。
RAW画像とは本来センサーが捉えた画を無圧縮のまま記録した画像を指すが、REDのRAWは1/3~1/18の範囲で圧縮をかけており非圧縮ファイルに対して比較的データの取り扱いが容易になっている。しかしそれでも8メガピクセル以上の静止画を高速連続処理するため、編集には相応のスペックを持つ高性能コンピュータが必要になる。また、RAW画像自体はセンサーが受けた画をそのまま無加工で記録している為、このまま映像を放送・上映する事は出来ず、「現像」過程が必要になってくる。