レッツゴーヤング
Let's Go Young
番組の収録が行われていたNHKホール
別名レッツヤン
ジャンル音楽番組
構成下山啓、出倉宏
演出菊池安恒など
司会者鈴木ヒロミツ、都倉俊一、平尾昌晃、太川陽介など
出演者出演者を参照
音楽田辺信一
オープニングテーマ曲を参照
エンディングテーマ曲を参照
国・地域 日本
言語日本語(主に)
製作
プロデューサー下川純弘、黛叶など
制作下川純弘など
製作NHK
放送
放送チャンネルNHK総合テレビジョン
音声形式モノラル放送 → ステレオ放送(1981年1月4日[1]及び同年4月12日から毎回[2])
放送国・地域 日本
放送期間1974年4月7日 - 1986年4月13日
放送時間日曜日 18:00 - 18:40
放送分40分
回数572
パイロット版
出演者フォーリーブス
ほか
放送期間1974年1月3日
放送時間木曜日 19:15 - 20:00[3]
放送分45分
回数1回
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『レッツゴーヤング』は、1974年4月7日から1986年4月13日までNHK総合テレビジョンで毎週日曜 18:00 - 18:40に放送されていた若者向けの音楽番組である。略称「レッツヤン」。 人気番組だった『ステージ101』の後番組として、1974年4月7日に放送開始。収録はNHKホールやCT-101スタジオで行われていた。 毎週当時の人気アイドル歌手が大挙出演し、歌やトークを繰り広げた。出演したアイドルが当時のヒット曲以外にも、自身のアルバム収録曲などを披露していた。(CM曲が歌えず、B面やアルバム曲を歌ったケースもある)。また、ジャパン、ベイ・シティ・ローラーズのような日本国外からのゲストや、尾藤イサオ、布施明といったヤングと比較してやや年齢層が高めの歌手、演歌畑から森昌子が出演したこともある。 当初はモノラル放送であったが、1981年に入ると先ず、1月4日放送の新春スペシャル「おめでとうレッツゴーヤング」がステレオ化され[1]、同年4月12日からは毎回ステレオ放送となった[2]。
概要
パイロット版
本番組が放送される以前、同年1月3日の19:15 - 20:00[3] に、同タイトルでパイロット版が放送された。メイン進行役には1974年度のレギュラー・司会のフォーリーブスが務めた。その他には、ヤング101、浅田美代子、桜田淳子、アグネス・チャン、西城秀樹、野口五郎、ガロ、チューリップが出演した。放送用マスターテープは現存されていなかったが、2017年12月「NHK番組発掘プロジェクト」に当時の番組関係者から寄贈され[4]、2018年2月よりNHKアーカイブスの番組公開ライブラリーで公開されている。
ダンサーのスタイル
前番組『ステージ101』専属の「ヤング101」からの継承として都倉俊一司会時代の1977年以後、番組内のコーナーで歌やダンスを披露するオリジナル・グループとして「サンデーズ」を結成。この手法は、初期の『ポップジャム'93・'94』に登場し安室奈美恵やSUPER MONKEY'Sらがいた「PJG(ポップジャム・ガールズ)」へも継承された。振付は西条満が担当し、ダンス指導は三浦亨が担当していた。
番組の終了とその後
レッツゴーヤングはその後、1986年4月13日放送分をもって終了し、12年間の歴史に幕を下ろした。最終回前の1回(4月6日)では「思い出の名場面集」と題し、山口百恵、ピンク・レディーやキャンディーズといった12年の間に出演した歌手の名場面を厳選して放送した。なお、最終回のゲストは田原俊彦、柏原芳恵、中森明菜、小泉今日子、松本伊代、THE GOOD-BYEの他、歴代出演者も登場。司会者からは初代メイン司会の鈴木ヒロミツ、元フォーリーブスのおりも政夫、元ずうとるびの山田隆夫、サンデーズの生みの親でもある都倉俊一、太川陽介の司会就任当時のメイン司会だった平尾昌晃、平尾のメイン司会期に太川とともに司会を務めた榊原郁恵、石野真子が出演し、サンデーズOBからは狩人、川ア麻世、渋谷哲平、堤大二郎が出演した。また、都倉のメイン司会時代に共に司会を務めたキャンディーズとピンク・レディーのメンバーから田中好子とMIEがVTRで出演し、出演当時のエピソードを語った。最終回翌週の4月20日には、後番組として『ヤングスタジオ101』がスタートした。これを機に、NHKホールでの公開収録からスタジオでの非公開収録へ移行した。その後、NHKにおける若者向け音楽番組の路線は『ジャストポップアップ』等の番組を経て『ポップジャム』(当時は単発番組)、BS2『サンデーヤングミュージック』枠の『アイドルオンステージ』『ザ少年倶楽部』、総合テレビ『MUSIC JAPAN』等の番組に受け継がれた。しかし、2016年4月に『MUSIC JAPAN』が終了し、『ステージ101』から46年間続いてきた若者向け音楽番組のレギュラー放送枠は一時的に消滅した[5]ものの、その直後より不定期で放送されていた『シブヤノオト』が2019年4月より週1回の放送になった事で復活している。1998年にNHK-BSで単発番組として『アイドル☆スーパーステージ?レッツゴーヤング98』が放送され、KinKi KidsやSPEEDらが出演した(司会は榊原郁恵と滝沢秀明)[注 1]。