レジェンド 狂気の美学
Legend
監督ブライアン・ヘルゲランド
脚本ブライアン・ヘルゲランド
原作ジョン・ピアソン
『レジェンド 狂気の美学』(原題: Legend)は、2015年のイギリスの犯罪映画である。ジョン・ピアソン(英語版)のノンフィクション『ザ・クレイズ 冷血の絆』を原作にしている。監督・脚本はブライアン・ヘルゲランド、主演はトム・ハーディが一人二役で務めた。本作は1960年代にロンドンで活動していたギャングのリーダー、クレイ兄弟を主人公としている。 1960年代のロンドンイーストエンド。一卵性双生児のレジナルドとロナルド・クレイの兄弟は、ギャングのリーダーとして頭角を現した。 経営の才能を併せ持つ兄のレジナルドは、部下の妹であるフランシスと恋仲になる。ギャングに否定的なフランシスのために足を洗うと約束したレジナルドだったが、暴れ者の弟ロナルドはそれを快く思わず、兄弟の間には次第に不協和音が生まれる。 映画賞賞対象
あらすじ
キャスト
レジナルド・"レジー"・クレイ
演 - トム・ハーディ、日本語吹替 - 堀内賢雄[6]ロンドンのギャング、クレイ兄弟の兄。ギャングの傍らナイトクラブを経営している。腕っぷし、冷酷さ、経営の才能を併せ持つ、カリスマ性にあふれた人物。
ロナルド・"ロン"・クレイ
演 - トム・ハーディ、日本語吹替 - 高木渉ロンドンのギャング、クレイ兄弟の弟。キレると手の付けられない暴れ者で、精神安定剤を常用している。スタイリッシュな兄とは対照的にがっしりとした体形で、同性愛者であることをカミングアウトしている。
フランシス・シェイ
演 - エミリー・ブラウニング、日本語吹替 - 甲斐田裕子レジーの部下の妹。大学で速記術を学んでいる。ある日レジーと出会い恋に落ちる。ギャング活動には否定的で、レジーに足を洗うよう求める。
レオナルド・"ニッパー"・リード
演 - クリストファー・エクルストン、日本語吹替 - 鹿瀬ハジメロンドン警視庁の刑事。クレイ兄弟を追う。
レズリー・ペイン
演 - デヴィッド・シューリス、日本語吹替 - 黒澤剛史クレイ兄弟の相談役。ギャング活動を「ビジネス」と考えており、レジーからは信頼されているがロンからは嫌われている。
エドワード・"マッド・テディ"・スミス
演 - タロン・エジャトン、日本語吹替 - 兵頭淳作ロンの部下で同性の恋人とされるサイコパス[7]の青年。
アンジェロ・ブルーノ
演 - チャズ・パルミンテリ、日本語吹替 - 安富史郎
チャーリー・リチャードソン
演 - ポール・ベタニー(クレジットなし)
フランキー・シェイ
演 - コリン・モーガン、日本語吹替 - 益山将成フランシスの兄。
シェイ夫人
演 - タラ・フィッツジェラルド、日本語吹替 - ちふゆフランシスとフランキーの母。
デヴィッド・ベイリー(英語版)
演 - アナイリン・バーナード(クレジットなし)
アルバート・ドノヒュー
演 - ポール・アンダーソン、日本語吹替 - 三上哲
ティミ・ユーロ(英語版)
演 - ダフィー
ハロルド・ウィルソン
演 - ケヴィン・マクナリー
ブースビー卿(英語版)
演 - ジョン・セッションズ(英語版)
アントニオ・カポニグロ(英語版)
演 - アレックス・ジャンニーニ
ジャック・マクヴィティー(英語版)
演 - サム・スプルエル(英語版)、日本語吹替 - 赤坂柾之
製作
公開
マーケティング
受賞
第18回英国インディペンデント映画賞主演男優賞トム・ハーディ
第19回トロント映画批評家協会賞主演男優賞トム・ハーディ
ロンドン映画批評家協会賞男優賞(イギリス国内)トム・ハーディ
出典^ “ ⇒LEGEND (18)”. British Board of Film Classification (2015年8月30日). 2016年9月1日閲覧。
^ ⇒“TIFF.net”. ⇒http://tiff.net/festivals/festival15/galapresentations/legend 2016年9月1日閲覧。
^ a b “ ⇒Legend (2015)”. British Film Institute. 2016年9月1日閲覧。
^ “ ⇒'Legend,' 'Shaun,' Smash Benchmarks for Studiocanal”. Variety. 2016年9月1日閲覧。