レジェンドハンター
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レジェンドハンター
第51回朝日杯3歳ステークス(ゼッケン9番)
欧字表記Legend Hunter[1]
品種サラブレッド
性別[1]
毛色黒鹿毛[1]
生誕1997年3月18日[1]
死没2008年12月13日(11歳没)[2]
父サクラダイオー[1]
母サクラソフティー[1]
母の父サクラショウリ[1]
生国 日本北海道静内町[1]
生産者カタオカ牧場[1]
馬主廣瀬晋[1]
調教師高田勝良(笠松
→大橋敬永(笠松)[1]
競走成績
生涯成績61戦26勝
中央競馬:7戦2勝
地方競馬:54戦24勝[1]
獲得賞金1億8456万6000円
中央競馬:9517万8000円
地方競馬:8938万8000円 [1]
勝ち鞍GII:デイリー杯3歳S(1999年)
GIII:全日本サラブレッドC(2003年)
兼六園ジュニアC(1999年)
スプリングC(2000年)
東海桜花賞(2001年)
名港盃(2001年)
スプリント(2003年)
サマーC(2005年)
[1]
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レジェンドハンター(欧字名:Legend Hunter、1997年5月26日 - 2008年12月13日[2])は、日本競走馬[1]。主な勝ち鞍に1999年デイリー杯3歳ステークス2003年全日本サラブレッドカップ

笠松競馬に所属しながら中央競馬のレースに挑戦、前述の通り1999年のデイリー杯3歳ステークスを制したほか、朝日杯3歳ステークスでは1番人気に支持され2着となるなど活躍した。
経歴
デビューまで

1997年3月18日北海道静内町のカタオカ牧場にて生まれる。翌年の11月の暮れ、馬主の広瀬和雄[注 1]調教師の高田勝良とともにカタオカ牧場を訪れ、肩口を怪我した競走馬を紹介される[3]。広瀬曰く「顔つきはあんまりええ男やない」との事であったが、状態を了承し購入に至った[3]。その後、笠松競馬の主催者がファンから募集し、選出された「レジェンドハンター」という馬名が与えられた[3]

入厩後、能力試験の直前に行われた追い切りで37秒台という驚異的なタイムを出し関係者を驚かせる[3]。だがこの激走の影響かレジェンドハンターはソエ(管骨骨膜炎)を患い、この状態のままデビューを迎えることとなった。
2歳時(旧3歳・1999年)

1999年6月21日笠松競馬場第2競走で安藤勝己を鞍上にデビュー。1番人気に支持されたが、前述のソエの影響もありここでは2着となる[3]。しかし2戦目を2着に7馬身差を付けて圧勝すると、3戦目も2着に6馬身付けて勝利、重賞初参戦となる兼六園ジュニアカップでは2番人気であったが、1番人気に支持されていたシュウタイセイに7馬身差を付けて圧勝。この勢いで中央のレースへの参戦が決まり、10月23日デイリー杯3歳ステークスへ出走することとなった。レースではスタートからハナを切り、そのままリードを広げ、直線ではラガーレグルスが追い込んで来たものの届かず、2馬身1/2差で逃げ切り勝ちを収めた。この勝利から朝日杯3歳ステークスにも出走が決まり、当日は地方所属馬ながら1番人気に支持される。ここではスタートからハナを切ることはなく、前半は3番手あたりに位置し、第4コーナーから一気に抜け出した。しかし、このまま1着になると思われたところで、4番人気で後に香港でGTを3勝することになるエイシンプレストンに差し切られて2着となった。

これら活躍により、NARグランプリ1999のサラブレッド系3歳最優秀馬に選出される。
3歳時(旧4歳・2000年)

この年、春は中央の芝クラシックを目指す。ただ当時地方所属馬が中央のクラシック競走に出走するには、地元のステップレースを勝ってトライアルに出走しそこで出走権を獲得する必要があった。本馬の場合皐月賞トライアルに出るには地元のステップレース・1月23日のゴールドジュニアに勝たねばならなかったが、球節の捻挫でここを使えず皐月賞出走が不可能となる[4]。その後は東京優駿(日本ダービー)を目指し3月の名古屋スプリングカップに出走、2着に8馬身差の圧勝で重賞3勝目を挙げてダービートライアルへの出走権を得たが、故障により春の中央クラシックへの挑戦は叶わなかった[5]。半年間の休養を経て出走した東海クラウンでも7馬身差の圧勝を見せ、再びの中央参戦が決まり、スワンステークスに出走することとなった。ここでも1番人気に支持されたが、レースは3着以内が6番人気以下の3頭で決まる波乱となり、レジェンドハンターは16着と大敗、初めて連対を外すことになった。その後全日本サラブレッドカップにも1番人気で挑んだが、ここでも8着と惨敗。この年はこれ以上出走しなかった。
4歳時(2001年)

2月の東海クラウンより始動し勝利。続く黒船賞では2番人気に支持され結果は3着であったが、東海桜花賞で1番人気に応える1着となる。かきつばた記念にも1番人気で出走するが、ブロードアピールら中央勢に届かず3着。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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