レクイエム
Five Minutes of Heaven
監督オリヴァー・ヒルシュビーゲル
脚本ガイ・ヒバート
『レクイエム』(Five Minutes of Heaven)は、2009年のイギリス・アイルランドの社会派映画。監督はオリヴァー・ヒルシュビーゲル、出演はリーアム・ニーソンとジェームズ・ネスビットなど。北アイルランド紛争のさなかに起きたテロ事件から30数年後の加害者と被害者の弟の対面を描いている[2]。
本国イギリスでは劇場公開ではなく、2009年4月5日にBBC Twoでテレビ放送された[3]。日本でも劇場での一般公開はなかったが、第22回東京国際映画祭(2009年10月)において『5分間の天国』のタイトルで上映された[4]他、DVDが2010年7月2日に発売された[5]。海外ではBDも発売されている[6]。
2009年1月に開催された第25回サンダンス映画祭(英語版)において監督賞(World Cinema Directing Award: Dramatic)と脚本賞(World Cinema Screenwriting Award)を受賞している[7]。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください
ストーリー.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
史実とフィクションを織り交ぜて描く。
爆弾テロや殺人が日常茶飯事となっていた1975年の北アイルランドで、アルスター義勇軍[注 1]のメンバーである17歳のアリスター・リトルは報復テロとしてカトリック教徒である19歳のジム・グリフィンを殺害する。しかし、その現場をジムの8歳になる弟ジョーに目撃される。
33年後、加害者であるアリスターと被害者の弟ジョーがテレビ番組の企画で顔を合わせることになる。
事件後、アリスターは無期懲役の刑を受けるが12年で釈放されていた。服役中に彼は自分の犯した罪を深く悔い、出所後は自分のような過ちを若者たちが繰り返さないように説いてまわる活動をしていた。一方ジョーは、ジムを見殺しにしたと母親から責められ続けた辛い日々の記憶に未だに苦しめられていた。
撮影現場でジョーはアリスターを殺そうとナイフまで用意していたが、土壇場になってカメラでの撮影を拒み、その場を後にしてしまう。その様子を影から見つめていたアリスターは、自らジョーに会いに行くことを決意する。 Rotten Tomatoesによれば、44件の評論のうち高評価は75%にあたる33件で、平均点は10点満点中6.6点、批評家の一致した見解は「オリヴァー・ヒルシュビーゲルが『北アイルランド問題』をドラマチックに描いた本作は俳優の腕の見せ所であり、リーアム・ニーソンとジェームズ・ネスビットはその挑戦に十二分に応えている。」となっている[8]。Metacriticによれば、15件の評論のうち、高評価は11件、賛否混在は3件、低評価は1件で、平均点は100点満点中62点となっている[9]。
キャストリーアム・ニーソン(左)とジェームズ・ネスビット
アリスター・リトル: リーアム・ニーソン
ジョー・グリフィン: ジェームズ・ネスビット
ヴィカ: アナマリア・マリンカ - テレビ局のスタッフ
作品の評価
脚注
注釈^ プロテスタント系武装組織。カトリック系のアイルランド共和軍 (IRA) と対立している。
出典^ a b “Five Minutes of Heaven
^ “レクイエム”. WOWOW. 2022年5月5日閲覧。
^ “Five Minutes of Heaven” (英語). BBC. 2022年5月5日閲覧。
^ “ ⇒5分間の天国”. 東京国際映画祭. 2011年5月28日閲覧。
^ “レクイエム [DVD]”. amazon.co.jp. 2022年5月5日閲覧。
^ “Five Minutes Of Heaven (Blu-ray + DVD)” (英語). amazon.com. 2022年5月5日閲覧。