アイルランドの政治家レオ・バラッカー英: Leo Varadkar
愛: Leo de Varad
生年月日 (1979-01-18) 1979年1月18日(45歳)
出生地 アイルランド
ダブリン、キャスルノック
レオ・エリック・バラッカー(英: Leo Eric Varadkar、愛: Leo Eric de Varad、1979年1月18日 - )は、 アイルランドの政治家・医師。統一アイルランド党(フィナ・ゲール)所属の国会議員(ドイル・エアラン議員。これまでに首相(第14代)、副首相、防衛大臣(第42代)、社会保護大臣(第23代)、保健大臣(第25代)、運輸・観光・スポーツ大臣(第21代)、企業・貿易・雇用大臣(第35代)、統一アイルランド党党首(第11代)を歴任した。 ダブリン出身であり、ダブリン大学トリニティ・カレッジで医学を学んだ。コンサルタントではない病院の医師として数年を過ごし、2010年に総合診療医の資格を取得した。2004年に統一アイルランド党に入党し、ダブリン県に位置するフィンガル市議会の議員となり、後に副市長を務めた。2007年には初当選を果たした。その後、ケニー政権の元で2011年から2014年まで運輸・観光・スポーツ大臣[1]、2014年から2016年まで保健大臣[2]、2016年から2017年まで社会保護大臣を務めた[3][4]。2015年の同性婚の国民投票の際、バラッカーは同性愛者であることをカミングアウトしたアイルランドで初めての大臣となった[5]。 2017年5月、エンダ・ケニーは首相兼統一アイルランド党党首を辞任することを発表した。バラッカーは後任として党首選挙に立ち、多くの党員がサイモン・コーブニーに投票したものの、ウラクタスでは大差で勝利し、6月2日に党首に選出された。その12日後には、38歳という最年少で党首に就任した。同性愛者であることを公表しているアイルランドでは初、世界で4番目となる。また、インド出身の移民者が首相になるのは同国にとって初めてだった[6]。 2020年、バラッカーは2月に行われた総選挙を招集した。2019年の世論調査では統一アイルランド党に有利な結果が示唆されていたが、バラッカーはイギリスの欧州連合離脱交渉での扱いに注目していたが、統一アイルランド党は最終的に議席数と得票数でフィアナ・フォイル - 共和党とシン・フェイン党に次ぐ3位となった。2020年2月8日執行の総選挙 1979年1月18日、ダブリンのロタンダ病院にて生まれる。父親はインドのボンベイ(現ムンバイ)で生まれ、1960年代に医師としてイギリスに渡った[10]。母親はウォーターフォード県ダンガーバンで生まれ、スラウで看護師として働いていた時に夫に出会った[11]。
概要
経歴
政界入りまで